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AIで分析した保険提案とぬくもり。

新着情報 青年部会

2018.10.11


【部会長ブログ】
皆様お疲れ様です!
今日は羽田にいます。
飛行機で羽田に来る最中、目にした新聞記事が面白かったので共有させてもらいます。
東京海上さんとドコモがスマホを利用している方々を対象に人工知能を活用した保険商品を開発したそうです。
スマホで集めたライフスタイルや行動のデータをAIが分析して個人ごとに適した保険を提案するというもの。
来年の5月以降に開始というのですから、もう間もなくです。
今や、スマホにはGPSも付いていて行動分析も可能ですし、スマホでモノを買ったり支払うことだって簡単にできる時代です。
当然、個人の同意を得たうえでのサービスですが、家族構成や年齢、趣味、購買履歴などのデータを収集して、まさにオーダーメイドの保険提案をするというのですから驚きです。
先日、書いたブログの「オーダーメイドの接客」に通じるモノがあり、非常に驚いております。
こうした金融商品の提案もどんどん人工知能が活躍する場を広げていくと、人間としての価値がどこにあるのか分からなくなっていってしまいそうです。
今はまだ、人工知能の導入というと高価な設備投資というイメージがありますが、いずれは当たり前のことになる時が来るかもしれません。
カーナビの誘導によって迷子になった経験のある方は、カーナビを絶対的には信用してないでしょうし、土地勘のある方はカーナビの案内よりスムーズに早く到着する術を知っているでしょう。
そうした今までのシステムに対するイメージより人工知能はずっと信頼度が上がってくると思いますので、労働という価値観自体が変わってしまう時代が来るかもしれません。
しかし、どれだけ進化しても「人が人を想う気持ち」には人工知能もかなわないと信じています。
そこには「ぬくもり」があり「最適」という言葉の意味を深く考える必要があるのかもしれないと思いました。