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誰かが生きたかった今日。

新着情報 青年部会

2018.03.12


【部会長ブログ】
皆様お疲れ様です。
昨日で東日本大震災から7年が経ちました。
記憶の風化が懸念される中、否応なしに時間は刻々と過ぎ去り、復興が順調に進んでいるような感覚さえ覚えます。
「今日という日は、誰かが生きたかった明日である。」
一日一日を、大切に生きなくちゃと改めて感じます。
何度となく足を運び、特に石巻には思い入れがあり、様々なことを学ばせてもらいました。
ボランティアってなんだろう
生きるってなんだ
幸せってなに
出来ることは何がある
してあげたいことと、効果のあることは違う
効果のあることと、出来ることも違う
何ができる
何ができる。。。
何かやらせて、何か。は、迷惑になることもある。
「やらない善より、やる偽善」
偽善者だと言われたこともあります。自己満足だと言われたこともあります。
でも、実際に「何かやらせて」だけでは、本当に被災者の方々の迷惑になることもありました。
「こんなことやりに来たんじゃない。もっとボランティアらしいことをやらせてくれ。」
こんな理不尽なことを言っている人も見ました。
でも、7年経った今、そんなことどうでもいいです。
仕事や家族を奪われた人達は実際にいます。
未だ、7万人が避難生活を送っているという事実もあります。
そうした事実をしっかりと受け止め、誰かが生きたかった明日を「生きている」ということを忘れないことのほうが大切な気がしています。
今日、3月12日は「誰かが生きたかった明日」です。
大切に
大切に
命を慈しみ、人生を謳歌することが出来れば
きっとそこには意味があるのだと思います。
綺麗事ばかりですみません。
一刻も早く、物心ともに復興が成されることを願います。
すべての子供たちが夢を描けるように。