新着情報

勝てば官軍?

新着情報 青年部会

2018.03.11


【部会長ブログ】
皆様お疲れ様です!
山口は完全に春です。
花粉もすごい勢いで飛んでいると思いますが、私は2月から3月の上旬にかけていつも苦しい思いをしますので、今はさほど影響はありません。
先週が一番キツかったのですが、まだまだ花粉に苦しんでおられる方も多いと思います。鼻づまりは思考を鈍らせますし、頭痛も伴います。どうか事故やトラブルの無いように慎重に行動してくださいませ。
さて、今日は「勝てば官軍?」というタイトルでブログを書いてみます。
「商売とは利潤の追求である」と若い頃に耳にしました。おっしゃるとおり、利益は大切で会社の血液とも例えられるほど大切なものだと思います。
しかし、その利益を追求した結果、何をやっても良くて結果が全てだと捉え、がむしゃらに利益ばかりを追っていた私は、ずいぶんと遠回りをしてしまいました。
確かに良い結果が出れば、「勝てば官軍」として周りからも評価されます。いや、評価せざるを得ないといったほうが正しいのかもしれません。
時代が変わったのだから、そのやり方も「有り」なのかなと納得せざるを得ないというのが正直な感想でしょうか。
本当にそうですか?
商売は「勝てば官軍」ですか?
私はそれよりも、そこに至る「理念」のうほうが大切だと思っています。当然、時代に合わせて柔軟に変化していくことは大切ですが、商売は決して何をしても良いわけではなく、結果ありきでもないと思っています。
そこに至る「過程」が大切であり、利益は「過程」を大切にした結果に過ぎないのだと思います。
仲間やお客様に対する「愛情」や「尊敬」なくして、結果が出たとしても、決して長くは続かないと信じています。
特に我々の業界は、何をやっても上手くいく時代がありましたから、誤解をしている方もいらっしゃるかも知れないと危惧しています。
これからの変化の時代こそ、目先の利益に囚われず、「理念」と「過程」そして「ヒト」を大切にしていくべきだと改めて思います。
利益はあくまで、「心ある対応」の結果であると信じて前に進みたいと思います。