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ドラえもん。

新着情報 青年部会

2018.03.13


【部会長ブログ】
皆様お疲れ様です!
今日はドラえもんについて書いてみようと思います。
誰もが知っている世界的なアニメですが、あえて簡潔に書くと、未来からやってきたネコ型ロボットであるドラえもんが、ダメダメな生活を送っている「のび太」くんを便利な未来道具を駆使して助ける物語です。
単純な子供向けのものではなく、そこには戒めや深い意味が隠されていたり、教訓めいたものがあるので大人が読んでも面白いように出来ていますので、素晴らしい作品であると思います。
この「のび太」くん。本当にダメな子で、ドラえもんがいなかったら、どうなっちゃうんだろうと心配になるほど。
だから困ったことがある度に、「ドラえも~ん」と泣きつきます。
そうしてドラえもんの未来道具が活躍し、一件落着するわけですが、これが現実だったらどうでしょうか?
誰かに依存して助けてもらうことを覚え、自分で考えず解決する力を持たない子どもに育ってしまうと思います。
実際に物語の中でもドラえもんは、そうした葛藤をしています。自分がいるせいで「のび太」くんは成長しないと。。。
私たちの生活の中で、ドラえもんほどの便利な道具は持ち合わせていなくても、そうした依存をさせてしまう対応をしている光景はあるのではないでしょうか?
自主的、主体的に行動して欲しいと願いながら、ついつい簡単に答えを与えてしまったり。
段取りをすべて整えて、「言われたことだけをやればいい」と考えるスタッフを育ててしまっていたり。。。
ドラえもんが悪いとは言いませんし、のび太くんのすべてがダメだとも思いません。ですが、私たちの身の回りは実際に便利な道具で溢れ、更に便利な未来を望んでいます。
いつか、考えることさえしなくても良くなる日が来るかもしれません。
でも、考えなくちゃ。
与えられた幸せは、永続的には続きません。
考えて、自分で未来を掴まなくっちゃ。
なんとなく、そんなことを考える一日でした。