新着情報

視点の違いと考え方。

新着情報 青年部会

2019.04.22


【部会長ブログ】
皆様お疲れ様です!
今日は広島に向かっています。
連休前の慌ただしい時期に会社を留守にすることを許しくれる、スタッフの皆さんに感謝です。
僕は異業種の方からも時々相談されることがあるのですが、皆さんの参考にもなる相談があったので、内容を変えて共有させてもらおうと思います。
相談者のスタッフさんの中に、朝早く出勤して社内の清掃をしたり、自分の仕事の準備をしてくれる素晴らしい方がいらっしゃるそうです。
相談者の方は、そうした朝早く出勤してくれて1日の仕事の準備をしたり、社内の清掃をしてくれることに非常に感謝をされておられて、尚且つ尊敬の念ももっておられます。
その朝早く出勤される方以外の社員さんも、始業の40分くらい前には皆さん出勤されて、部門ミーティングなどが始まり、仕事の準備に入られるらしいので、非常に会社としてはよくまとまっている印象を受けました。
ところが。
その朝早く出勤してくれている素晴らしい方が、自分以外の方々の出勤が遅いと批判し始めたのです。
自分は始業の2時間前に来て準備している。清掃もしている。そしてそのことを他の方々も知っている。なのに皆んなは始業の40分前にしか来ない。おかしい。遅い。もっと早く来て他にもやることがあるだろう。
こんな思考回路だそうです。
皆さんならどうしますか?
客観的にこうして相談内容を書いてみると、どのように歪んだ思考回路かは分かると思います。
しかし、実際にこうした問題が社内で起きると対応が上手くいかないというのが世の常です。
世の中にはいろんな考え方の人がいると思います。そして、自分の考え方と違う人を受け入れられない人もいます。
でも、そうした他者の意見を受け入れられない人は、常に人との衝突を繰り返し、転職をしてしまう可能性もあるのではないかと思います。
自分より周りが劣って見えたり、ダメな人ばかりに見え始めたらとても危険な信号だと思います。
十人十色、いろんな人がいていろんな考えがある。そうしたことは、ほぼ皆んな知っていることなのに、組織内でそうした意見や考え方の食い違いが起こると、どうにも受け入れられなくなる人がいるようです。
自分も間違うことはあるし、失敗することもある。それなのに、他人の足りないところに注目して、批判していては人生が楽しくなくなると思います。
前にもなんども書いたことがありますが、批判と意見や提案は違います。
他者を批判したり怒鳴ったりして、コントロールしようとするより、皆んなが気持ちよく働くためにはどうしたら良いかの提案ができれば、たったそれだけでずいぶんストレスもなく、快適な職場に近づけるのではないでしょうか?