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結局は人。

新着情報 青年部会

2018.12.13


【部会長ブログ】
皆様お疲れ様です!
昨日のブログで、プラットフォームを持つ企業は強いという話を書きましたが、そうしたものを作り出すのも「結局は人」だということを忘れないようにしたいものです。
どれだけAIの普及や自動化が進んでも、人間の生活が豊かになる為のものであり、困窮するためのものではありません。
驚異だと捉えると、マイナスの方向で考えが進みますので、そうではないと前向きに捉えたいものです。
企業も経営も「結局は人」なわけです。
俺はひとりでやっているから関係ない。ということではなく、お客様も取引先もいらっしゃるので、そうした関わる人たちに気持ちよく対応できるスキルが必要になってくるのだと思います。
特にこれからは人材の確保も困難になってきます。
ですから、昔のようにスキルだけを見て雇用するような時代ではないと思います。
例え人の2倍働ける人でも、雰囲気を壊してしまうような人を雇ってしまうと、会社の雰囲気は悪くなり、お客様の満足度も下がり、生産効率も落ちます。
こう書くと、そんな人は雇わないし、そんな人がいたら辞めてもらえばいいと考えてしまうかもしれませんが、目の前の仕事に追われている会社では、辞めてもらったら困るので、雰囲気を壊すような人でも我慢しながら雇い続けている会社は多いのではないかと思います。
ですから、これからは技術ももちろん大切ですが、その前に必要となってくる「人としてのスキル」があるかどうかを見極めていく必要があると思います。
もちろん、自分たち自身もそうしたスキルを身につける必要があると思います。
上司の仕事は部下を教育すること(幸せにすること)なので、自分にそのスキルがないのに部下に求めるのは違うと思います。(技術は別です、あくまで人としてのスキルの話です)
人材育成が難しいとか、なかなか人が育たないという相談をよくうけますが、育たない人が悪かったり、求人を出しても最近は質の悪い人しか来ないという問題ではなく、まず自分にそのスキルがないということに気づく必要があるのだと思います。
僕もずいぶん、人の問題で悩んできました。今でも悩みます。
「全ては己に在りて」
育てられないのは自分が未熟なせいだと理解し、学び自分自身が成長しなければ、ともに働く仲間を幸せにすることができないと知ることはとっても大切なことだと教えてもらいました。
人は扱ったような人に育つらしいです。でしたら自分が関わり方を学ばなければですよね。
どれだけ科学が進歩しても「結局は人」であることを忘れず、自身が学び続けることを大切にしていきたいと思います。