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プラットフォームを持つ強み。

新着情報 青年部会

2018.12.12


【部会長ブログ】
皆様お疲れ様です!
昨日のブログに書かせていただいた、藤山くんは残念ながら決勝への進出はできませんでした。
しかし、48名の出場者中18位の結果だったようです。
世界中の強者が集まる大会で18位です。凄いことだと思います。そのチャレンジに敬意を評したいと思います。
100年に1度の大変革期と言われる現在だからこそ、様々なことに果敢にチャレンジしていきたいものです。
今は続きません。
確実に変わります。
フィルムメーカーとして最大手だったKodakは急激な市場の変化(デジカメの普及)によって倒産にまで追い込まれました。
今までの優れた技術を破壊的に駆逐する「破壊的イノベーション」の代表的な犠牲者として知られる話です。
ノキアという携帯メーカーは世界ナンバーワンのシェアを誇っていましたが、スマホの普及でイノベーションについていけず、今は電子通信事業を中心に事業をしていて、スマホの製造販売はしていないようです。(違っていたらすみません)
スマートフォンの普及時に重要となったのは、アップルのiOSや他メーカーが採用しているアンドロイドOSなどのプラットフォームだったのです。
ノキアは独自のOSを開発しようと試みたものの、シェアが取れず衰退していったものと思われています。
自動車もプラットフォームが重要だと言われています。(シャーシではなく)ですから各自動車メーカーが独自開発をやめて、いろんなIT企業と提携をしているのだと思います。
イメージとしては、走るスマートフォンなわけですから、同じような覇権争いが起きるのでしょう。
今までのメカニックがどう技術を活かしていくのか。
どんな新しいスキルを身に付ける必要があるのか。
板金塗装の技術と知識をどうやって活かしていくのか。
自動車会社として、何が必要になってくるのか。
今分かる範囲のものに対応していっても、後手に回るばかり。戦略を持ち、先手を打っていかなければ。
変わるものと変わらないもの。
自社の強みと弱みを知り、変わるべきところは先手を打って変わっていくことが必要だと思います。
まだ大丈夫。そうかもしれないけれど、準備は必要です。まだ大丈夫だなんて言っていては、やがて「ゆでガエル」になって、にっちもさっちもいかなくなります。
しっかりと未来を見据え、自分たちのプラットフォーム(基盤)を作っていきましょう!