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研修会の意義。

新着情報 青年部会

2019.02.25




【部会長ブログ】
皆様お疲れ様でした!
昨日のブログにも書いたように、昨日は山口県車体整備協同組合 青年部会の主催で研修会が開催されました。
水性塗料の研修会は以前にも開催したことがあったのですが、今回は下地からクリヤーまで全て水性での商品とのことで、参加された組合員さんも興味津々でした。
作業性や、仕上がりの品質、乾燥の速度など気になるポイントがいくつもあり、参加者各自で見定めたいポイントをもって参加されているように感じました。
山口県の周南市(旧:徳山市)と言えば、「海賊と呼ばれた男」という本でも出てくる工業が盛んな地域です。出光初の製油所があったところで、現在は製油所の機能は停止され、化学事業を残し稼働されているようです。
そんな周南市ですから山口県を代表するような立派な鈑金塗装工場があります。
その名も「東洋ボデー」
今回の研修は、東洋ボデーさんで開催されましたので、工場見学を楽しみに参加された方もいらっしゃったのではと思います。
東洋ボデーさんには会場を貸していただき、武重商会さん(塗料販売店:組合員)には関西ペイントさんとの打ち合わせ、もろもろの手配、会場準備、当日の運営をしていただき、武重紹介の山下さん(青年部会員)には、本当にご尽力いただきました。
もちろん、関西ペイントさんには事前打ち合わせから、塗料やパネルの搬入など、多大な労力を割いていただき、当日も大勢お越しいただきましたので、どうか関西ペイントさんのシェアが山口県内で上がりますようにと祈るばかりです。
参加された皆さんには、有機則フリーシステムの素晴らしさはもちろんのこと、そうした運営側の皆さんのご尽力のおかげで研修会が開催されていることも知っておいていただけると嬉しく思います。
今回の研修の主担当は次年度より山口の部会長予定者である西村さんだったのですが、さすがの気配りでした。
環境や、作業者の体に優しい塗料であることは明白ですが、実際に現場で使えるものなのかどうかを実証せねば、休日返上で参加していただける皆さんに申し訳が立たない。そんな気概で、研修会を開催してくださいました。
やはり、今回の研修会を見ても青年部会の活動自体が組織運営の学びであり、その学びはやがて親会で活用できますし、自社に持ち帰ることも可能で、積極的に関わっている人こそ、会社の運営が良くなっているなと感じたところです。
そうでなければ、休日を返上してまで研修会に参加して、この塗料が使えるか使えないかの判断をしに来ただけで終わってしまいます。
多くの方々の尽力に感謝することもできないままに、情報を奪いに来るだけに留まってしまうのです。
せっかく参加されるのであれば、商品知識だけでなく、多くのものを学べる場であることを知っておいていただけると、未来が少しずつでも変わってくるのではないかと思います。
そうしたところにも、青年部会主催の研修会は意義があるのではないでしょうか。