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新着情報 青年部会

2019.02.24


【部会長ブログ】
皆様お疲れ様です!
今日の山口は快晴で春の日和です。
朝から、山口の周南市にてオール水性の研修会が青年部会主催で開催されました。
僕は開会の挨拶をさせていただいて、午前中しっかり技術研修に参加させていただき、お昼のタイミングで中座させてもらまいましたが、参加者の方々は今もまだ研修中です。
日曜日で休日の方が多い中、向上心を持って学ばれる姿勢に頭が下がります。
さて、今日のブログは昨日のスクールソーシャルワーカーの研修会についてです。
そもそもスクールソーシャルワーカーって何?と思われる方も多いと思いますので、簡単に説明しますと
スクールソーシャルワーカーは何か問題が起こったときに、それを個人の内面の問題とか、個人が抱えている特性によって生じていると捉えるのではなく、人と環境、周りの状況との交互作用によって問題が生じますよ、だからその問題を改善するためには人と環境との関係性を改善していく必要がありますよと考えるのだそうです。
ここでいう個人、個人の特性とは発達段階や体質、身体的な健康状態とか、行動特性、価値観などのことを言い、環境は取り巻く人、集団、組織などを指します。一番身近な環境は家族ですよね。
人と環境との関係性を改善していくお仕事。
簡単に書けばそうですが、人も環境も千差万別なので非常にシビアなお仕事だと思います。
「スクール」と名のつくものですから、問題を抱えているのは子供たちであることが多く、中には「死にたい」と考えている子達もいて、そうした子供たちへの対応は非常にデリケートなのだと思います。
我々、経営者や企業のリーダーも人材を育成するという意味においては教育者ですので、人と環境との関係性を改善していくという考え方は非常に学びに繋がりました。
未来に夢を描き、ワクワクするような幼少時代、青年期を送って欲しいと心から願います。
我々にできることとして、何があるでしょうか?
我々青年部会は、「次世代に自信を持って渡していける業界を創る」と京都宣言に掲げています。
自分たちと関わりのないことではなく、直接関わり合いのあることでもあるのでは。と、考えさせられました。
子供たちへの教育と、人材育成としての教育には、深い関係性があり、人と人との関わり合いにおいて、もう少し深く業界全体で学んでいかなければ、本当に人材の確保が困難になり、自信を持って渡していける業界にならないのではないかと思います。
まずできることとして、我々大人や業界人が、誇り高いこの仕事に喜びを感じ、楽しそうに働くことだと思います。
先日のブログで書いたように、疲れた顔をしていちゃダメですよね。
子供たちの未来には「楽しいことがたくさん待っているということを伝えていける業界でありたい」と感じました。