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甲子園の予選大会。

新着情報 青年部会

2017.07.16


【部会長ブログ】
皆様お疲れ様です!
今日はお休みの人が多かったのではないでしょうか?
猛暑の中での仕事が続いていますので、しっかり心身ともにリフレッシュできるような休暇をとって欲しいと願います。
山口では甲子園の予選大会が始まっていて、今日は私の母校の試合がありました。
私が通っていた高校は歴史こそあるところですが、野球部はけっして強くありません。私も球児だったのですが、歴史に残るほど部員が少ない年代のキャプテンでした。
なんと、たった3人しか同期の部員がいなかったのです。。。
グラウンド整備も3人。昼休みの練習準備も3人。後片付けも、道具の整備も何もかも3人でした。
それでも頑張って、いつか、いつの日か試合に出て活躍するんだと歯を食いしばってチームを支え、影での努力も怠らず日々を過ごしていました。
やがて3年生になり、自分たちが中心のチームになるのですが、監督やコーチは次の年代(2年生)に期待をしていて、練習試合はほとんど2年生チームで対戦するという理不尽な扱いを受けたのです。
怒られ、怒鳴られ、説教をされる理不尽な1年生時代を乗り越え、やっと自分たち中心のチームになったと思ったら、実力があっても活躍の場を奪われるという本当に辛いことしかない高校野球を経験しました。
それでも
それでも、高校野球が大好きでした。
思う存分、野球のことしか考えずに日々を過ごせた、あの時間は幸せだったと心から言えます。
あの日々があったから、今の自分があると言える。
カッコ悪くても、泥まみれになっても大好きな野球を思いっきり出来た。
下手くそでも弱くても、情熱は負けなかった。努力だって甲子園常連校に負けてるつもりはなかった。
だから
3年生の最後の夏、負けた時は思いっきり泣けました。
本気で頑張るって、大切だと思います。
大人になると、ソツなくこなすことばかり考えて少ない労力で良い結果を求めがち。
それがカッコイイとされることさえあるんだと思います。
だけど、泥くさいほどに必死になってがんばるからこそ達成感もあるんだと思います。
毎年、夏になると当時の切なさを思い出しますが、同時に「本気」で頑張るということも思い出させてもらいます。
丸坊主で、汗ビッショリで笑ってたあの頃の気持ちを忘れずに、何事も本気で挑む心を、今年も母校の後輩たちに思い出させてもらいました。