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早起きは三文の徳?

新着情報 青年部会

2018.10.19


【部会長ブログ】
皆様お疲れ様です!
山口も朝夕はかなり冷え込んでまいりました。かなり冷え込んできた。。。なんて山口の今日のレベルで言うと東北や北海道の方々に怒られそうですが、つい先月まで暑いと言っていたのが嘘のようです。
今日は「早起きは三文の徳?」というタイトルでブログを書いてみようと思います。
日頃からいろんな相談を受けますが、その中のほとんどは人間関係によるものです。その中で時々出てくる内容が、今日のブログのタイトルです。
例えば、「早起きは三文の徳」を実践しようと自主的に朝早く会社に行って工場のシャッターを開けたり会社の周りを掃除したりする人がいたとます。
当然、すばらしい行動なので褒められて良いと思います。
その行動を見て、彼だけにやらせていては申し訳ないと思い、ひとり、ふたりと手伝ってくれる人が増えたとします。
そうすると、最初のうちは自分の行動に共感して他の人が行動を起こしてくれたことが嬉しくて自分がやってきたことの成果を感じられますし、満足感も得られます。他の方々も手伝ってはくれないけれど、感謝してくれるので良いことばかりです。
しかし、時が経つと毎日のことなので、シャッターを開けたり掃除をしてもらっていることが当たり前になって、他の方々から感謝してもらえなくなってきます。
そうなると、前は感謝してくれたのに今は当たり前だと思っているのか。。などとマイナスの思考が働いたり、ひどいケースでは、俺たちだけにやらせやがって!
などと批判を始めるケースもあるのです。
本来、自分がやりたくて率先して始めた「早起きは三文の徳」なのに、いつの間にか他の方々を批判する為の道具になっているのです。
とても良いことを率先して行動しているのに、得られた結果は他の方々を批判する仲間と、そうして生まれた嫌な雰囲気です。
もし、この方が目的を忘れず、率先して行動したことをやり続けていたら、物凄く評価が上がっていたことと思いますし、会社の雰囲気も良くなっていたかもしれません。
そもそも、周りの人に感謝されるためだったり、周囲の評価のために始めたことではないのですから。
周囲の評価や反応を気にしすぎて、率先した行動が台無しになってしまうのは、もったいなさすぎます。
目的がブレているなと感じた時は、「なぜそうしたいと思ったか」を振り返ると良いと学びました。
皆さんの周りに、もし目的がブレている人がいたら問いかけて気持ちをリセットしてあげてください。
僕はよくブレるので、自分自身に「なぜ?」って問いかけます(汗)