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成人式の思い出。

新着情報 青年部会

2019.01.14


【部会長ブログ】
皆様お疲れ様です!
今日は全国的に成人の日なわけですが、皆さんは自分の成人式の時のことを覚えていますか?
僕には少々苦い思い出がありまして。
大学生時代も野球に明け暮れていたので、滅多に実家に戻ることもできず、成人式の日くらいは家に帰ろうと地元に帰ったのですが。。。
スーツがない。
そりゃそうです。スーツなんぞ学生が着る機会はありませんし、学生時代は野球部のジャージで24時間365日過ごしておりましたので、本気でスーツも持たずに実家に帰りました。
あったのは大学入学時に買ってもらった、うぐいす色のペラッペラのスーツ。
女子だったらきっと貸衣装屋さんに行って前撮りとかして、早朝に美容院とか行って。。。などなど大イベントになるであろう成人式なので、自分もそれなりに何か用意してくれるのではないかと勝手に思っておりました。
ところが。
実家に戻ると「え?スーツないの?」
・・・(汗)
男女平等って誰が言い始めたんだ。なんて心の中で叫びながら、スーツの買い方さえ分からない僕は、父に連れられて近所の「洋服の青山」的なところに行きました。
父親同伴。っていうだけですでにダメ成人丸出しなのに、成人式用の5点セットとかで、もう超激安!とか書いてあるコーナーの担当スタッフに父親がからみはじめてしまい(もっと安くならないのかなど)
とにかくその場から逃げだしたい想いが溢れ、もうスーツは要らないから大丈夫です。って言おうか言わまいか悩みに悩んだのを覚えています。
今振り返ると、子供中の子供でした。
そのへんの小学生の方がよほど大人の対応ができるんじゃないかってくらい子供だったと思います。
でも自分では大人になったつもりでいたんですよね。情けないくらいに子供だったのに。
どうせ一日しか着ないスーツに「見栄」を求めていた自分が恥ずかしくしてしかたなかったです。
きっと中身が空っぽだったから、せめて外観だけでも着飾りたかったのでしょう。
買ってくれたことや、買い物に付き合ってくれたことになんて、これっぽっちも感謝できていませんでした。
そのスーツを買うお金を得るのにどれだけ父が汗を流したかも知らずに。
毎年、成人式のニュースをテレビで見るたびに、スーツを買いについてきてくれた父を思い出します。
自分がどれだけ大人になれたか分かりませんし、苦い思い出ですが、忘れずに大切に覚えていようと思います。
皆さんにはどんな成人の日の思い出がありますか?