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山陰の車窓で思う。

新着情報 青年部会

2018.07.22


【部会長ブログ】
皆様おつかれさまです!
今日は島根県の出雲市にいます。
親会の小倉会長と共に島根県車体整備協同組合の理事会に出席するために参りました。
山口と島根は隣県になるのですが、島根の出雲までは車で約5時間かかります。行きはいいのですが、出張帰りの5時間の運転は居眠りでもしたらいけないので、電車での移動にしました。
実は電車といっても電車ではなくディーゼルカーです。とてものんびりしていて、特急に乗っても山口から3時間かかりました。
山合いを走るので結構揺れます。
山陰を山口から米子まで走るメインとも言える路線なのに、特急で2両編成・・・
しかし
皆さんがもっと驚くのは。
県庁所在地である山口県山口市の山口駅。
自動改札ではありません。
・・・。
きっと、あえて風情を残すために自動改札にしないのだと思います。山口県民は誰も驚きませんが、他県の方がお越しになるとびっくりする方もいらっしゃいます。
念のために言っておきますが、新幹線が止まる新山口駅は自動改札ですよ。
駅員さんに切符を渡して改札を通る。
こんな当たり前の風景が、今の子供達には当たり前ではなくなっているのですよね。
僕は今日、久しぶりに改札で切符を渡して、やっぱり良いなぁって思いました。
都会の喧騒では効率が求められるので、さすがに現代社会には向いていないと思いますが、田舎はあのままでもいいのではないかと。
趣きがあって良いと思います。
何でもかんでも自動化で、ホテルのフロントにまでロボットがいる時代ですが、田舎は背伸びせずに田舎の良さを出していけば良いと思います。
大企業が自動化・効率化と声高に言っているのなら。僕たちはもっとアナログなところで勝負していかないと。
そんなことを改めて、ゆらゆら揺れる電車に酔いながら思ったのでした。
※添付の画像は今日のものではありません。