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地域特性の違いによる戦略を考える。

新着情報 青年部会

2018.07.23




【部会長ブログ】
皆様お疲れ様です!
昨日のブログでお伝えしたように、昨日は島根県自動車車体整備協同組合の理事会にオブザーバーとして参加してきました。
様々な議論が交わされる中で印象に残っているのは、マーケットが小さいことを嘆いておられたことと、山陰と山陽とでも文化の違いがあり、これからの車体整備業に不安を持っている方がたくさんいるとおっしゃられていたことです。
中国ブロックは親会の連絡協議会も解散しているので、現在は中国ブロック内での情報共有も足りていない状況です。
更に島根県では青年部会も現在は存在していないので、青年世代の方々は情報も不足しています。それでは未来に対する不安を抱かれていても当然のことだと言えるかもしれません。
先進安全自動車対応優良車体整備事業者の認定に関しても、ハードルが高く、部分的に地域特性によって取得しにく問題があるとのことです。
そのハードルを越えて取得に向かうためには、かなりの設備投資が必要であることも大きな問題であるようにおっしゃられていました。
取得した先に何があるのか。
取得したら儲かるのか。
取得したら一般ユーザーにどう周知してくれるのか。
取得しなければならないと考えるか、今後の先進安全自動車に対応する企業になるために必要な指針を示してくれていると考えるか。
取得した後に、どうユーザーにアピールするか、どうアプローチするか、どう活用するかは各個社の戦略による問題だと僕は思います。
今の設備で、これからの自動車に対応できるのか、安全安心が担保できるのか、溶接要件は足りているのかなどの気付きになるだけでも、その指針を示してくださることはありがたいことだと思います。
同じ中国ブロックでも山陰(日本海側)と山陽(瀬戸内海側)でマーケットも文化も違う。
全国として考えたら、大きな違いがあって当たり前なんだと思います。
だから、これをやったら儲かる。これをやっていたら大丈夫なんていう方法論の提示なんてありえないんだと思います。
同じ県内だって、個社で規模も設備も事業目的も違うわけですから当たり前ですよね。
社会に必要とされ続ける企業となりうる戦略を持つべきだと思います。
もっと島根の方々と御縁を深めて、共に明るい未来が描けるようになればと感じました。
ぜひ、11月10日の全国大会にお越しくださいと、お伝えしたので、11月に必ずまた会えると思います。
最後に、出雲市駅内にあったコンビニの店員さんは皆さん素晴らしい対応でした。レジの受付も商品の渡し方もレシートの渡し方も。挨拶も素晴らしかったです。
コンビニに行ってこれだけ気持ちよかったのは初めてでした。
戦略って大切だと思いますが、もっとその前に凡事の徹底こそが商売の真髄だと改めて感じました。
そこには、地域特性なんて関係ないんですものね。