新着情報

外国人技能実習制度

新着情報 青年部会

2019.01.28


【部会長ブログ】
皆様お疲れ様です!
今日の日刊自動車新聞にも載っていますが、技能実習適正化法の取締りがかなり厳しくなっているようです。
人材の確保が困難な現状で、我々の業界でも外国人技能実習制度を活用している会社のことは、よく耳にします。
三菱自動車やパナソニックなどの東証1部上場企業が処分されるのは初めてのようで、両社は今後5年間にわたって新規実習生の受け入れができなくなるようです。
また、今年4月に導入される在留資格「特定技能」を取得した外国人を受け入れられなくなる可能性が高いそうなので、人材の確保が今後更に困難になってくることを考えると非常に厳しい処分であることがわかります。
処分された理由としては、受け入れを計画していた作業とは全く異なる作業に従事させていたことが原因のようで、新たに創設された「特定技能」を取得した外国人を受け入れる制度開始を前に、こんなことは絶対にダメですよ!と知らしめるためのような感じがします。
我々の業界でも、可能性としては有る話なので、自分とは関係ない話と捉えずに、しっかりと内容を把握しておく必要があると思います。
特にこれから労働生産人口が減ってくることが確実視されていますので、こうした制度の普及が予測されますが、何も分からず手を出してしまうと危険だと思います。
いずれにしても、制度の正しい運用と教育できるかどうかが重要なわけです。
なんとなく最近よく聞くからとか、人から勧められたからという感覚で受け入れると逆に手間を取るだけなので、よくよく考えて余裕があるうちに制度の知識を深めるなどの取り組みをするべきではないかと思います。
何事も切羽詰って取り組むと良い結果に結びつきにくいので。
僕も未来ばかり見ていると足元をすくわれそうなので、足元もしっかり見ながら歩みを進めようと思います。