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全てが最善である。

青年部会

2021.03.29

本日のブログは相談役の横岡が担当させていただきます。

お題が「私のターニングポイント」とのことですが、言わずもがな日車協連青年部会との出会いなのです。
日車協連青年部会に入会して、多くの尊敬できる先輩方や同輩との出会いに恵まれまして私の人生は変わりました。
ですが、この内容は私が部会長を仰せつかっているときに既にブログで書いているので、また違った直近のターニングポイントを書いてみようと思います。

日車協連青年部会の部会長という大役を仰せつかり、全うしたのち、更にステージを上げて、業界のために邁進していく。

そう強く心に決めて覚悟をもって歩みを進めたはずでしたが、ある出来事を境に私の心は全く動かなくなりました。
この直近の2年間は、会議に出ても内容が頭に入ってきませんし自身の中から湧き出ていた意欲も意見も出なくなりました。

ところが、覚悟の甘い人や想像を超えるような甘い考えの方に出会うと烈火のごとく怒りは沸いてきます。
実は、つい先日も同様の失態をおかしたばかりです。

過ちを繰り返すたび、自身の行動を振り返り反省し、謙虚に丁寧に「与える」ことに徹せねばと思うのですがまったく上手くいきません。
まるで違う世界に来たのかと錯覚を覚えるほど、もがき苦しんだ2年間でありました。

まだその靄の中から抜け出せているわけでもないのですが、ある言葉との出会いがターニングポイントとなりそうなので共有させていただきます。

「教育とは流れる水の上に文字を書くような儚いものだ。だが、それを岩壁に刻み込むような真剣さで取り組まなくてはいけない」

教育者として超有名な森信三先生のお言葉です。
私には、岩壁に刻み込むような真剣さが足りなかったのだと気づかせていただきました。

また、森信三先生はこうもおっしゃっておられます。

「わが身に起こる事柄は、そのすべてが、この私にとって必然であると共に、最善なはずだ」

常に必然で最善なことが身に起こっていると。

私が今感じている憤りや苛立ちなどは、知らず知らずのうちに偉くなり、勝手に自尊心を膨らませてきた結果だと思います。
人としていかに未熟であるか、思い知らされる日々です。

業界云々を言う前に、自分自身が人としてどうあるべきかを真剣に考えなければならないのに、それを忘れたつもりはなくとも、甘く考えていたのだと感じております。

このブログを読んでいらっしゃる方の中にも、どんなに頑張っても評価されなかったり上手くいかなかったり理不尽なことが起こったりしている人がいるかもしれません。
でも、どうかそんなときに捨て鉢な行動をとらず、必然で最善なことが起こっているのだと感じ取ってみてください。
必ず嫌な感情を受け取った分、プラスに変えて成長できると思います。

私自身の、教育というものに対する覚悟の甘さと、身に降りかかる出来事への捉え方を変えていただいた言葉との出会いの話でございます。
未熟な人間が一足飛びに立派な人間になることはできませんが、改めて何度でも足元を見つめ人としてどうあるべきか考え続けようと思います。

その先に。

また心躍る日々や、情熱を燃やせる日々が必ず訪れると信じて。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回は泰楽監事が担当でございます。

この度から毎回ブログ担当者が次の担当者へお題を出すことになっているようです。
私からのお題は「優先順位」でございます。優先順位を間違ると様々な問題が発生しがち。
あまり考えることがないかもしれないことですけども、優先順位に関して様々な角度からの視点でお願いいたします。