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そもそも何のためなのか?

新着情報 青年部会

2021.03.31

日車協連青年部会の皆様

横岡相談役からバトンを受け、本日は監事の泰楽がブログを担当いたします。

そして、今回のブログはテーマも与えていただきまして、「優先順位」について様々な角度からの視点を加味するようにも仰せつかっていますので、ハードルの高さを感じつつも、皆様のお役に立てるように書かせていただこうと思います。

「優先順位」とは字の如く、何を優先するのか順位を決めて行動に移すということですね。ここは誰でも変わらないことだと思います。文章にすればシンプルで、いたって簡単に思えることですが、実際には相談役が書かれたように間違いを起こしやすく、私も幾度となく振り返って「優先順位を間違えてしまった。」と反省しています。後悔ではなく反省するのですから、未来に向けて間違わないように教訓として活かしていく必要がありますね。

では「なぜ、優先順位を間違えてしまったのか?」

優先順位は何を目的に決めるのか?またその時の状況によっても大きく影響をするので一概には言えません。自分の人生を良くするために、そして自身の人生をどのように終えられるのか、優秀な方であればロジカルに考えることが出来て瞬時に優先順位を判断できるのでしょうが、私はそんなわけにいきません。
皆様もある一定のポジションでお仕事をし、また団体にてお役を受けますと嫌でも判断に迫られることがあると思います。そんな時になるべく優先順位や判断を間違えにくくするために自分本位にならないように気を付けています。それを絶えず自分に言い聞かせるように、私は「NOと言わない」と誓いました。(もし言っていたら叱ってください汗💦)それでも失敗した、間違えたと思うことは無くなりません。

青年部も含めて組合活動を続けて、気が付けば11年が経ちました。
これからも人生を共に歩みたい先輩方や仲間と出会えたことは財産となり、今後もきっと私の活力として継続していきたい気持ちは変わりません。しかしながら一時期は会社に理解されず、「外に出てばっかりで、何をしているんだ」の状態でした。私もスタッフもお互いに良くなりたい気持ちは変わらないのに、お互いに指を差し合うことになります。単純にコミュニケーションの不足が招いた結果なのですが、それぞれの優先順位があり、判断するための基準にGAPがあると失敗につながりやすいのだと思い知らされました。
そしてもう一つ、自分の生き方として自分の優先順位を貫きたいと思えば、自分自身が応援されるような関わり方を心掛け、そのために出来うる限りの応援をして差し上げられる関係性を築けるかどうかだと思います。人としての最低限の配慮って出来そうでとても難しいです。でも個人的に思うことは失敗は痛みを伴い、感謝の気持ちが足らない時こそ配慮に欠けた発言や行動をしてしまうことが多いような気がします。

優先順位においては時間管理のマトリックスという考え方を良く目にします。緊急度と重要度で仕事を振り分けて、第二領域である緊急ではないが重要な課題に優先順位を高めている人は成功しやすいと言われています。しかし理屈や理論的には優先順位を決めて行動することは簡単ですが、一人でない以上、価値観や判断基準のすり合わせが大切で、まだ未熟な私は失敗から学ばせていただいているという報告でした。

このままでは申し訳ないので、最後にドラッガーの本から優先順位の言葉を添えて締めさせていただきます。

「優先順位の決定には、いくつか重要な原則がある。すべて分析ではなく勇気に関わるものである。
第一に、過去ではなく未来を選ぶ。
第二に、問題ではなく機会に焦点を合わせる。
第三に、横並びではなく独自性をもつ。
第四に、無難で容易なものではなく変革をもたらすものを選ぶ。」

横岡相談役のテーマはハードルが高すぎて、なんだか纏まらないブログになってしまいましたが、私の拙いブログにお付き合いくださいまして、ありがとうございました。(なんか、すいません)

次回のブログは近畿ブロック代表幹事であり、私と共に本会の調査研究委員会を支えてくださった服部幹事です。
そして私から差し上げるテーマは「価値観」です。価値観はお仕事だけではなく、プライベートも含めて人としてのコアな部分かと思います。ぜひ期待しておりますので、よろしくお願いいたします。