新着情報

働き方改革。

新着情報 青年部会

2019.03.07


【部会長ブログ】
皆様お疲れ様です!
今日は地元の車体組合山口支部の支部会が開催されました。
山口県では、県央に位置する山口支部が最も組合員数が多く、役員も多く在籍していますので支部会も活発に行われています。
今日の内容では、働き方改革についても議論がありました。
その中で支部長からの話では、来月から有給休暇を5日以上取得させる義務が発生することや、年間休日を104日以上にすることが義務化されることについての共有もありました。
既にご存知の方も多いと思いますが、こうした事って一流企業だけが対応すれば良いわけではなく、当然我々の業界でも対応していかなければならないわけです。
しかし、稼働日が減るとそのまま売上の減少に繋がりやすい我々の業界では、現状で104日以上の年間休日がある組合員さんは少ないと思うのです。
104日以上の年間休日を計画したとして、更に有給休暇を5日以上取得してもらうことが義務付けられわけですから、かなり厳しい状況が予想されます。
しかしながら。
完全週休2日制の会社であれば、104日の年間休日は自然と達成できます。
もっというと年間休日120日以上ある会社も当然あるわけです。
そうした企業がどうやって生産性を上げ、利益を確保しているのか、もっと異業種から学ぶ必要があるのかもしれません。
僕が作成した明確化シートに取り組まれた単組からの結果を見ると、職場環境の改善という言葉がたくさん出てきます。
その中に、休日を増やすという項目もあるわけですが、人材の確保が困難になってきてる昨今を考えると、どうもこの流れにしっかりと乗っていかないと、求人を出すことさえできなくなってしまいそうです。
休日が増えて、社員さんは喜ばれることと思います。しかし、それで会社が疲弊していまうと本末転倒です。給料が上がるどころか減らさないとやっていけないとか、評価が上がらないなんてことになると、意味がないわけです。
そうしたことも踏まえて、目標利益を達成するために、今何をするべきなのか。
戦略を練って、しっかりと取り組まなければ明るい未来は描けません。
明るい未来が描けないところに、優秀な人材は来ませんものね。
経営者側の人達にとっては、非常に厳しい難題が次々とやってきますが、これもピンチと捉えるのかチャンスと捉えるのかで変わってくると思います。
様々な現在の職場環境を見直す良い機会と捉え、高付加価値の商品を生み出す努力をするとか、常識にとらわれず、1から生産工程を見直し、生産効率を上げるなどの工夫をして、未来の扉を意気揚々と開きたいものです。