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上甲先生の講演8(マザーテレサ)

新着情報 青年部会

2018.03.27


【部会長ブログ】
皆様お疲れ様です!
さて、今日は上甲先生がどうしても会いたかった人に会いに行かれた話を書いてみようと思います。
上甲先生のような素晴らしい方でも、人生はいろいろあり、苦労をされたそうです。しかし、そんな時に救われた言葉の数々に「マザーテレサ」の言葉があったそうです。
そんな「マザーテレサ」にどうしても会いたくて、どうしたら会えるのかもわからないまま、居場所だけわかるインドに渡られたそうです。
現地に着いてから、いろんな現地の方に聞いて歩き、そして彼女がいる場所を教えてもらったそうです。
普通に教会に行けばいると。
教会に行く道すがら、道端には倒れている人や路上生活者がたくさんいて、中にはどうみても病気を発症している人もたくさんいたそうです。
そしてマザーテレサは、そうした人々を助ける日々を送っているのです。
上甲先生が行った場所は「死を待つ人の家」というところで、ここでは最も死に近い人々を受け入れ、最後くらいは人間らしく過ごさせてあげたいと、体を洗い、温かいスープを飲ませてあげるそうです。(医療行為は行われていません)
しかし、そうした人々は失礼ながら申し上げると異臭を放ち病気を発症し、日本の生活に慣れている人であれば、なかなか抱き抱えることさえできないような状況なわけです。
それでも、「死を待つ人の家」で奉仕をされている方々は全く嫌な顔をせず笑顔で、そうした人々を抱き抱え、人としての尊厳を保てるように最大の愛をもって接しておられたそうです。
上甲先生は「マザーテレサ」に、なぜあなた方はこのような「乞食」を抱き抱えられるのですか?と聞いたそうです。
すると「マザーテレサ」は一言。
「彼らは乞食ではありません」
と、答えられたそうです。その答えに上甲先生は、では何だというのですか?と更に問いかけたそうなんですが、その答えは
「彼らはイエスキリストです」
と、また一言答えられたそうです。
この意味は「イエスは、あなたの最も受け入れがたい形で現れる。あなたはいつもイエスに試されているのです」という意味だそうです。
「マザーテレサ」の話をすると、どうしても宗教的な話になってしまいますが、私はこの話にものすごく胸を打たれました。
難が有ることは有難いことなんだ。
という3月23日に書いた上甲先生の講演を聴いて書いたブログの内容にも繋がると感じました。
その「難」をどう受け入れるかで未来が変わる。
良かったら「マザーテレサ」の残した名言集を読んでみてください。ネットで検索してもたくさん出てきます。
上甲先生も、会いに行って良かった。それからの人生が変わったとおっしゃっておられました。。。
「あなた方は何かをやったとは思わないでください。していただいたのは、あなた方なのです。」
これも「マザーテレサ」の言葉です。
私も少しだけ奉仕活動はしたことがありますが、支援しに行ったつもりが、帰るときには逆に勇気をいただいたり、日常に感謝できるようになったりと、もらって帰るものが多かったことを思い出しました。
上甲先生は「本や耳で得た知識ではなく、現場で得た知識が大切」だとおっしゃってました。
行動を伴う知識こそ大切なんだと。
感動を伴う言葉のオンパレードで心がついていかないくらいでした。。。
本当に良い講演を拝聴したと思っています。
明日は最後にまとめ的なブログを書こうと思います。