新着情報

上甲先生の講演7(後ろ姿に人間性)

新着情報 青年部会

2018.03.26


【部会長ブログ】
皆様お疲れ様です!
クマムシ横岡です。
今日、クマムシ最強説というのを聞いたので、クマムシのように逞しく有りたいと願い名乗ってみました。
ね、樋谷さん。
でも、クマムシって最強って言う割には乾眠状態ではないときは普通にお湯かけたくらいで死んでしまうらしいので、最強ではない気がしてきました。。。
ね、樋谷さん。。。。。。
さて、気を取り直して今日も上甲先生の講演の続きです。今日は、「後ろ姿にこそ人間性が出る」という話を書いてみたいと思います。
先日も書きましたが、私は今業務拡大中につき面接をする機会が多いです。上甲先生は、その面接の時も、後ろ姿に人間性が出るというのです。
上甲先生がおっしゃるには、松下幸之助さんは面接の時、数名で対応されていらっしゃったそうなのですがほかの面接官の方が面接開始前に資料に目を通し、しっかり準備して面接者を迎えられるのに対し、松下幸之助さんは面接が始まってから資料に目を通し、終わった頃にやっと顔を上げられるそうです。
上甲先生は、松下幸之助といえども年齢には逆らえず、ほかの面接官よりもワンテンポ遅れているな。。。と感じていたそうなんですが、よくよく見ていると違うことに気づいたそうです。
それは、面接が終わり面接者が退室するときにほかの面接官の方々はすぐに資料にいろいろ感想を書き込み始めるのですが、松下幸之助さんは。。。
じっと、退室する面接者の後ろ姿を見ているそうなんです。
これは偶然ではなく、ほかの面接者でも全く同じで、やはり退室するときに後ろ姿を「じっと」見ているそうなんです。
そこで不思議に思った上甲先生は、松下幸之助さんに
「なぜ入室時には見ないのに退室時に、じっと見ているんですか?」
と、尋ねたそうです。すると
「入室するときは、今から始まると思って皆よそいきの顔をしている。でも、面接が終わってホッとしたとき。後ろ姿に人間性が出るもんや」
こう、おっしゃったそうです。
入社するときも「今日から頑張ります!」と、張り切っている人も、辞めていくときに捨てゼリフを吐いたり、引き継ぎもろくにせず辞めていく人もいる。
また、ホテルでチェックインするときも皆よそいき。一晩部屋を使って出て行く時は、部屋の中をぐちゃぐちゃにして使ったものは使いっぱなしで出て行く人もいる。
出て行く後ろ姿に人間性が出るのですと上甲先生は付け加えて教えてくださいました。
あぁ、まさにその通りだ。
そう感じました。面接が終わった途端、ホッとして人間性が出る。
仕事が終わったとき、やれやれ終わった。と思うか、「よし、やりきった!」と思える日を続けるかで未来は変わると思います。
やれやれ終わった。。と感じている人は、きっと楽しくない仕事をしているだと思いますし、そう感じる人は終わった途端に態度が変わるかもしれません。
それだと、立派な人だとは誰も思わないので、上甲先生のおっしゃる「魅力のある人」にはなれないということなのだそうです。
小さなことかもしれませんが、そうしたところに人間性が現れ、その積み重ねが未来を作っているのだと思います。
私も、ホテルをチェックアウトするときは、しっかりと綺麗にしてスタッフの人が掃除が楽になるようにして出るようにしようと思いました(汗)
今まで使いっぱなしでしたので。。。(汗)
魅力が身に付かないわけです。。。(汗)
明日は、上甲先生がすごく会いたかった人に会いに行かれた話を書こうと思います!