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上甲先生の講演6(耳の痛い話)

新着情報 青年部会

2018.03.25


【部会長ブログ】
皆様お疲れ様です!
今日は花見をされている人もいらっしゃるかもですね♫ 山口は今週満開を迎えるのかな。
春はなんだかソワソワします(汗)
新しいことを始めたくなります。
仕事のアイディアもたくさん出る時期。いろんなことを見直して、良い職場にするために考える時間にしたいものです。
さて、今日も懲りずに上甲先生の講演の続きを書きます。
皆さんの中にも「良い人」と「ウマが合わない人」っていらっしゃると思います。当然、社員さんや仲間の中にもいらっしゃると思うのですが、どうして「良い人」と思うのか、なぜ「ウマが合わない」と感じるのか考えたことがありますか?
人は誰しも、関わりあった時に何かしら「期待」をしているものであり、その「期待」通りの対応や期待値以上の対応をしてくれた時に「良い人」と感じるらしいのです。
それと反対に、意に沿わない対応をされたとき、「ウマが合わない」と感じることが多いそうなのですが、実はここに落とし穴があって、意に沿わない対応をしてくれる人が、実は成長の糧になることがあるのだと上甲先生は教えてくださいました。
例えば、経営者にとってイエスマンは心地よいです。でも、社長の言うことばかりを聞くイエスマンしかいない会社は客観的に見ても危ういですよね。
経営者が聞いて耳が痛くなるような意見を言ってくれる人が居る会社はきっと強い会社だと思いますし、その経営者の器が大きい証拠だと思います。
耳の痛い意見を出してくれた時に
「良く言った!」
と、言えるくらいの職場の環境作りが必要だとおっしゃっておられました。
そうした雰囲気作りは、やはり普段からしっかりと人の話を聞き届けられる習慣をつけておくことが大切だと。
言ってもどうせ無駄だ。などと思われていたら良い意見も出にくくなるというのです。
言われてみれば、当たり前のことですが、ついつい耳障りの良い言葉に酔ってしまいがちですし、耳の痛い話は出来るだけ聞きたくないものです。
皆が良くなるためのそうした雰囲気作りが、やがて社風となり、そうした文化が根付いている会社はこれからの劇的な変化にも対応できる強い組織になるのではないかと感じました。
やっぱりリーダーしだいというところは変わりませんね。
でも、もしリーダーがそうしたことに気づいていなくても、しっかりと時間を重ねて話し合えば、そうした組織作りは可能だと思っています。
他者のせいにして、愚痴をこぼす時間があるのなら、前に向いていけるように話し合う時間を重ねていくほうが建設的だと思います。
耳の痛い話を聴くにしても、伝えるにしても。自分のためではなく、全体のことを考えた言葉なら、両者の受け取り方も違ってくるのではないでしょうか?
また上甲先生は、こうもおっしゃっておられます。
自分に自信のある人は、人の話を聞かない。全て見方を変えたらチャンスになるのだから、聞き届けようとする気持ちはとても大切なのだと。
自信はとても大切なものだと思いますが、それが足かせになっては意味がありません。自分への戒めとして、しっかり意識して耳を傾けていこうと思います。
明日は後ろ姿にこそ人間性が出る。という話を書いてみようと思います。