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一緒に渡れば怖くない?

新着情報 青年部会

2018.02.13


【部会長ブログ】
皆様お疲れ様です!
本日は講演のため、沖縄に来ています。山口は雪でしたが沖縄は全国的に寒さが厳しい本日でも、15度くらいの気温があります。北から南までの気候の変化に驚かされています。
さて、今日は皆さんの会社で「最も紹介して欲しいお客様はどんなお客様ですか?」ということを書いてみようと思います。
私たちの会社は創業49年目で、来年で50周年を迎えます。私は2代目なので、私たちの会社がどんな苦労をしてきて今があるのかという変遷を大まかに知っています。ですが、その中で約50年も商売が続いてこれたのは高度成長期の波に乗ったモータリゼーションがあったからだと思います。
車はどんどん増え、修理の需要も高まり、放っておいてもどんどん仕事が溢れかえり、当時は労働人口も増加傾向だったので人材の確保にも困らず、容易に増員が出来ました。
ですから、昔はどんなお客様にも対応できる会社づくりが望ましいと思われる風潮があり、ディーラーのような店づくりが流行った時期さえあったのです。実際に自転車屋さんから進化してディーラーにまで成長した企業は多くあると思います。
しかしながら労働人口も減り、自動車アフターマーケットが縮小している今、欲しいお客様の層が明確になっていないというのは危険だと思うのです。
すべてのお客様のニーズに対応出来るようにすることが悪いことではなくて、「こういうお客様方が我々のターゲットだ」という狙いが定まっていないことが危ういと思うのです。
私たちの会社は30代~40代の輸入車に乗っている女性をターゲットにして店づくりをしています。ですから、現在はフロント対応も女性にお願いして女性が何でも聴きやすい環境づくりをしています。
まだまだ努力を重ねていかないといけませんが、そうしたターゲットが明確になっていたら、投資計画や広告、ホームページの作り方も変わってくると思うのです。
隣の板金塗装工場と同じなら、値段で選ばれても仕方がありません。商売をしていく上で、最も怖いのが「皆んなと同じこと」です。
ぜひ、ターゲットを明確にしてワクワクしながら差別化を図っていきましょう!