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一度きりの人生

新着情報 青年部会

2020.10.28

全国の青年部会員の皆様、先日の第10回札幌全国大会に沢山のご参加をいただきまして、改めて御礼申し上げます。前回のブログでも柴田幹事が書いてくれたように、初のWEB開催にて準備から色々と試行錯誤はありました。通常の開催と比較してどれくらい熱量や日々のエネルギーにしていただけるかは測れませんが、今できる最大限を発揮し、参加された皆様とともに今後、この体験を活かしていけるようにしていくことが何よりも大切だと思います。ぜひ今後とも任期満了まで中村年度をご支援いただき、また私も残された期間もお役目を全うしていく所存でございます。

柴田幹事より「厳しさと優しさを持ち合わす泰楽監事」とバトンをいただきましたが、まだまだ成長が足りないと自覚しており、もっと精進しなくてはならないと感じています。人は完全ではありませんし、この世の中に完璧な人間など存在しません。より完璧な人間を目指したいと思っていますが、成長が足りない私は当然失敗もしますし、ミスも起こします。だらしない姿を晒すこともありますし、とても皆さんに何か言える立場だなんて、これっぽっちも思っていません。

今回のブログテーマは「人、人材」ということですが、こんな私でも皆様にお伝えできることは2つあります。

1つ目は「人にされて自分が嫌だと思うことは、人には絶対にしない」ということです。これは子どもの頃から親に教わってきた当たり前なことだと思いますが、大人になると結構難しいです。私も散々失敗してきましたし、失敗を繰り返していた時期は自分が優先で、親からせっかく教わったことも自分で嫌な思いを相手にさせてしまっていても気付けませんでした。
子どもの頃には気付けていたことが、大人になると自分の都合のいいように解釈し、正当な理由を付けてダメなことを平気でしてしまっている自分を振り返るととても怖いです。ここ最近は刃物で傷付けられたら痛いって分かっているのに事件は増える一方です。極端な例かもしれませんが、刃物を相手に向けた発言や行動に置き換えて考えてみると、SNS等コミュニケーションの取り方が大きく変化している状況があるからこそ、今一度自分が親から教わった大切な人としての教えを次世代の子どもたちに自信を持って伝えられるか振り返る必要があるとつくづく思います。

2つ目は「1人でも多くの人に応援される関わり方をする」ということです。これも一つ目と大きくリンクすることにもなりますが、一人ではほとんどのことが叶わず、周りの人に協力してもらわないと何もできないと自分を認識することです。なので自分に協力をしてもらえるように、自分ができることを精一杯協力をしていこうと意識しています。この考え方は以前に青年部の勇姿の方々が集まって学ばせていただいた考え方で、この勉強会に参加できるチャンスをいただいた先輩には感謝し切れませんし、その方に私で貢献できることがあれば問答無用で行動する覚悟があります。(たまにお説教が長くてテンションが下がることもありますが汗💦)
私はよく「アニーは敵がいないよね」とか「ある程度のことをしても許されちゃうよね」とか「あまり人から噛みつかれないよね」などと言っていただきますが、そのようなことは意識しておりません。「しょうがないからお前のために協力してやるか!」と気持ちよく協力してくれるように日頃から自分がどう発言して、どう行動するかを常に意識しています。

私はこの二つだけを意識して皆さんに少しでもお役に立てる存在であり続けたいと思っています。そしてこの二つだけを家族とスタッフには、そのような存在になって欲しいと言い続けて、結果これが人財育成や人財教育ということならば、そうなのかもしれません。当社の理念に「少しでも地域に貢献したい 少しでも必要とされる存在でありたい」とは地域やお客様に感謝の気持ちと貢献という形で精一杯ご協力をし、お前のために一肌脱いでやるよというお客様が、新たなお客様との出会いをご提供くださることを目的にしております。でもまだまだなので全然足りないよという声にも真摯に向き合って、さらに精進したいと思います。また、一時は相手に嫌な思いや負荷をかけてしまうこともあるかと思います。これは心底相手の成長を願い、今ではなく少し先の未来に気付いて、幸せな人生になってくれたらとめちゃくちゃ苦しい気持ちを押し殺して発言や行動をすることもあります。これは私だけではないと思いますし、私も「なんでこの人はこんなことを言うんだろう」と嫌な気持ちに一瞬なりますが、そんな時は「もしかしたら俺のためにあえて言ってくれているのかな」と考えるようにしています。

人は感情の生き物ですから想定外なことだらけです。しかし、それをどのように捉えて自分で解釈し、その後の発言や行動につなげていくのは自分自身ですから、どうせだったら相手も自分もどうしたらWIN・WINになれるのかを考えた方が、相手がどうであろうと自分にとっては少しでも良い人生につながるのではないでしょうか。人生は一度きりですから無駄な時間なんてありません。そして自分の子どもたちを含めた次世代に堂々と見せられる生き方をしてまいりましょう。

次回のブログは発言や行動は天然100%ですが、不思議と存在が気になって手を差し伸べたくなってしまう関根副部会長です。こうご期待ください。

追伸
柴田幹事の会社と同様の格言が当社にも先代から引き継いで掲示しています。

すすんでするのが 人の上
まねしてするのが 人の中
いわれてするのが 人の下
いわれてせぬのが 人の屑

監事 泰楽秀一