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ネット上における信頼3(ブロックチェーンとは)

新着情報 青年部会

2018.05.01


【部会長ブログ】
皆様お疲れ様です!
さて、今日は連休の狭間で頭が連休モードになっているまま「ブロックチェーン技術」について書いてみるという暴挙に出てみようと思います(汗)
先日までのブログで、ビッグデータを活用しGoogleやApple、AmazonやFacebookなどに「中央集権化」され過ぎている状況になっていることは少し、お分かりいただけたかと思います。
個人情報を含め、これだけ特定の企業に情報が集中してしまうことは危険ですし、もともとインターネットというのはフェアなネット上の繋がりであったはずです。
それを危惧してか、中央集権化を避けた方向に走っているのが、「ブロックチェーン」なわけです。
日本でも超話題になっている「ビットコイン」を始めとする「仮想通貨」はご存知だと思います。
その「仮想通貨」が通貨として機能し、サービスが成り立つ上で非常に重要な技術と言われているのが「ブロックチェーン」なのです。
超簡単にいうと、ブロックチェーンとは取引が記録されている「台帳」をチェーンで繋ぎ合わせたものです。
ネット上にある「台帳」というだけであれば、さして新しい感じもしませんが、この「台帳」ただものではありません。
全ての取引を記録し、暗号化されるので「改ざん」されないのです。財務省におすすめしたい(笑)
更には、銀行の台帳であれば特定の方しか使えませんが、ブロックチェーンはネットにさえ繋がっていれば誰でも使えます。(簡単なアカウント発行は必要)
そして、ブロックチェーンは、ネットワークの参加者によって支えられていて、参加者のパソコンのパワーを少しずつわけあって、ブロックチェーンは作られているのです。
ですから、一箇所壊れてもブロックチェーンが壊れることはありません。
現在は中央集権化されたサーバーがダウンすると大変な事態になりますが、そうなることが無いということです。
特定の企業に情報を提供することなく、安心して決済や契約をすることができるという、今までにない
「ネット上における信頼」
が生まれたのではないかと思っています。とはいえ、まだ処理速度が遅いなどの課題も残っているようですが、それも近いうちに解消されるのではないでしょうか。
世界がぐんぐん変わっていく。
この「ネット上における信頼」が更に普及していくと仮想通貨のためだけのものではなくなり、先日書いた「白タク事業」や「民泊」などにも活用されるのではないかと思います。
自動車のシェアリングも同様に加速するかもしれません。決済と契約が安心してできて、全ての記録が安全に残るのですから。。。
これが書きたくて、難しい話を一生懸命しました(汗)
前置きが長かったですね。
明日は、こんな世界的な流れの中、中国が今どうなっているのかを浅い知識で書いてみようと思います。