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ネット上における信頼2

新着情報 青年部会

2018.04.30


【部会長ブログ】
皆様お疲れ様です!
今日は昨日の続きを書いてみます。
ネット上での契約や取引は、ネットが普及し始めた当初は非常に危険だと言われていました。
契約したのに、商品が送られてこない。粗悪品が送られてきた。なかなか届かない。などの問題が多発して
ネットで買うからだよ。
と言われるのがオチでした。
ですが、そこから少しずつ信頼を得るために、「買い手」の確認があるまで、「売り手」に代金が渡らないようにするエスクローサービスとかいろいろ出来まして。
少しずつ普及していく中でたどり着いたのが、レビューというシステムです。システムっていうか今までの契約履歴を共有し合ったり、商品の評価を共有することで実績に基づいた契約が安心して出来るようになったのです。
このレビュー、侮ることができないのです。
実は「Uber(ウーバー)」をはじめ、いま世界的に流行っている日本で言うところの「白タク事業」なんですが、ほとんどこの実績に基づいた信頼によって事業が成り立っているのです。
私のような小心者は、知らない人の車に乗るなんて、怖くてできないと思ってしまうのですが、このレビューによって実績がしっかりしているドライバーなら大丈夫であろうという「信頼」が構築されてしまっているのです。
この実績や評価による「信頼」はどんどんストックされていきます。もちろん悪評がたてば商売にならなくなるので、誰しもが「信頼」を貯めていこうと必死なわけですが、それ自体をそこまで信頼して良いものか。というのもひとつの課題です。
ですが、現在は世界的に見るとその流れがあたりまえになっていて、すでにPCからスマホ時代へと移り、検索していた時代からアプリですぐに行動できる時代になってきているのです。
私は車による移動も、知らない人の車に乗るのは何となく違和感がありますが、すでに「民泊」というビジネスまで生まれてきているわけですから、こうしたネットを活用した「信頼」にもとづくビジネスはとどまるところを知りません。
昔々に、スナップオンのドライバーセットをヤフオクで勇気を出して落札していた自分を思い返すと夢のような時代になっているわけです。
しかし、それらは全て昨日のブログで書いたセブンシスターズが描いた未来になっているだけのことで、さらに全ての契約や個人情報、そして行動パターンなどまでがデータとして日々吸い上げられ、彼らの新たなビジネスの種となっているのです。
そこで登場してきたのが、仮想通貨でいっきに有名になったブロックチェーン技術です。
稚拙な知識のまま、明日。このブロックチェーン技術について少しばかり書いてみようと思います。