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ダイソンがEV?3

新着情報 青年部会

2018.03.05


【部会長ブログ】
皆様お疲れ様です!
今日もダイソンの話の続きです。
先日ダイソンのコンセプトである【Solving the problems others ignore】(他者が無視する課題を解く)をお伝えしましたが、開発段階ではまた別のコンセプトがあります。
「あえて間違った思考をする」
まず初めに、このプロセスを徹底的に叩き込まれるらしいです。間違った思考をあえてする必要があるのです。
この間違った思考は開発段階で顕著に各自動車メーカーとも違いを生みます。
日本の自動車メーカー等は、デザイナーと各動力となる部門の開発などは全く別部門で、当然そのほかのセンサーやアクチュエーターなどもそれぞれの専門分野での開発となっていると思います。当然そのほうが、それぞれのパーツが素晴らしいものになり、その集合体が日本が誇るものづくり大国たる所以となっているのだと思っています。
ですが、ダイソンは違います。
デザイナーは見た目の斬新さなどで、アプローチをしようとしがちで、そこで機能を重視するエンジニアと衝突しがち。だからこそ無難なデザインに落ち着き、可もなく不可もなくの面白くない自動車が大量生産されているのだと思います(主観入りすぎですが)
ダイソンは、そのデザインとエンジニアリングを一体と考え、デザインエンジニアと呼ばれる人たちがデザインもエンジニアリングも担当しているというのです。
だからこそ、若い人材にも多大なチャンスがあり、失敗も許容されるのです。
だからこそ。
他社と違う商品が生み出し続けられるのだと思います。
「あえて間違った思考をする」
私はこの言葉を聞いたとき吉田松陰さんの言葉を思い出しました。
「諸君、狂いたまえ」
吉田松陰さんはこの言葉を「有り余るほどの情熱を持ち、常識から外れて夢中になるべきだ」という意味で残されたのではないかと思っています。
黒船がやってきて、日本の危機が訪れていると感じ、時代の変化の只中での言葉です。
今の私たちの業界にも通じるものがありますよね。
“Stay hungry. Stay foolish.”
スティーブジョブズも同様に、常識にとらわれるなと言っています。
あぁ、やっぱりトップのこうした考え方が企業の未来を切り開いているんだなと感じました。
いろんな捉え方があると思いますが、私たちも未来を切り開く必要があります。
常識にとらわれることなく、狂うほどに情熱を持ち、っ未来に向かっていきたいですね。