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ダイソンがEV?(まとめ)

新着情報 青年部会

2018.03.06


【部会長ブログ】
皆様お疲れ様です!
本日は、都内にいます。午後から開催される日車協連親会の理事会に青年部会長として参加するためです。
今日の理事会では、次年度の事業計画案や予算案なども審議されるため、しっかりと未来を見据えて意見を述べてこようと思います。
さて、今日もダイソンの続きです。
ダイソンがEVの製作に参入すると表明して、すぐに比較されたのがアメリカのテスラです。テスラはまさにアメリカンドリームを体現したような会社で、すでに高級EVを富裕層向けに販売し成功を収めています。
イーロン・マスクというカリスマ経営者が強烈な牽引力と情熱を持って率いているという点では、ダイソンと似たような感じを持つのですが、決定的に違う点があります。
それは、上場企業か非上場かということ。テスラは投資家に対して、いつまでに開発するかなどの事業計画を約束しなければならず、資金を出してもらう代わりに、ある程度の開発時間の制限を受けているというデメリットがあります。
反対にダイソンは非上場なので、誰にも左右されることなく、納得のいくまで開発に時間がかけられ、ダイソン氏の開発における情熱と経験をいかんなく発揮できるという点では、大きなメリットがあると言えると思います。
しかしながら、EV業界に参入しようとしているのはダイソンだけではなく、大小問わずあらゆる企業が参入しようと虎視眈々と作戦を練っているところです。
すでに、表明している企業だけでも相当数あり、EVベンチャーが乱立していてカオスな状態にあると述べている有識者もいるほどです。
その中のトップをいくテスラ。テスラの魅力は何なのか。私は乗ったことがないのでなんとも言えませんが、一つ言えるのはデザインだと思います。
誰が見ても未来を予感させる流線型のラインと、富裕層の心をくすぐるセクシーともとれるほどのデザイン。
このデザインがやはり鍵を握っていると思います。
そうした意味では、デザインとエンジニアリングを包括的に捉えているダイソンは、すでに抜きん出ているテスラに対してアドバンテージを感じていないと断言するだけの理由があるのだと思います。
いずれにしても、鍵を握るのは先日のブログでも書いた、「全固体電池」の開発。
この電池が実用化出来るほどの製品をどこが最初にリリースするのか。そこがターニングポイントのように思います。
日本でも多くの企業が参入表明しています。
そうしたカオスな状況だからこそ、未来情報を正確に仕入れ、現状を把握する必要があるのだと思っています。
我々青年部会は、積極的にそうした未来情報を獲得し、会員の皆様に共有します。
今月、日産とDeNAが横浜で自動運転の実証実験をしますが、そのDeNAへの訪問もすでに決まっています。
ぜひ、その情報も楽しみにしていてください!!!