2013.05.29
此れがわが社の修正機です。以前は他メーカーの物を使っており2代目の物です。前の物はスペースを考え移動式の物を使っておりましたが、2台目は逆にスペースの効率化と作業の効率化を考え、敢えて固定式に致しました。
おかげさまで以前より効率が上がり精度を増す作業が出来ていると確信しております。「ジグ式の何が良いのか?」とよく質問を受けますが、「高さが固定出来るから」の持論ですが答えております。修正で一番手を焼くのが車体の「よじれ」だと思うのです。
フレームへの入力がクラッシャブルゾーンに入り、極度の座屈さえなければ、車の前後方向や左右の振れなどは、そんなに難易度は無いと考えます。然し寸法は出ているが合わないと、よく昔聞きましたがそれは多分高さが出て無かったからと思われます。
またアンダーはジグで良いのですが、わが社ではアッパーゲージも多用しております。感や経験は当然大切ですが、感や経験を使うのは大変と思うのです。
それより計測器に示す場所に的確にポイント部を引き出しさえすれば、感や経験に頼る事無く早く修正が出来ると考えています。
此処で以前に書いた作業前計測が重要となります。
ジグに載せるのであれば事前計測は・・・と仰る一部の方もいらっしゃいますが、事前に正確な損傷状態を知ることによりセットの方法も違うのですから、必要な工程となるわけです。
当然それよりも、お客様は損傷を受けた自分のお車がどんな状態になっているのか知る権利がある訳なので、我々は説明する義務、説明責任が問われる事となる為、「安心・安全」を謳う以上作業前計測、そして根拠のある見積書提示が今後必須になって来ると思っております。
明日は先日取材を受けたTVの放映日です。6~7分と聞いておりますがどんな放映になるか今からドキドキしております(^^ゞ