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素直に聞く耳を持つということ。

青年部会

2021.02.15

本日のブログは相談役の横岡が担当させていただきます。

今回はブログのテーマが「初めて・始まり・最初」とのことです。テーマを決められると僕は非常に書きづらいのですが、テーマがあったほうが書きやすい方もいらっしゃるようで、ブログひとつをとっても人は様々だなぁと感じさせられております。

「初めて」をテーマに何を書こうかずいぶんと試行錯誤していましたが、今年に入ってからディーラーの鈑金塗装部門のコンサルタント業務をしております。今までも同業者にアドバイスやコンサル的なことはしてきたことがありますが、ディーラーさんからの依頼は初めてでした。昨年末に依頼をいただき、受けるかどうか悩む間もなく年始より業務を開始しております。

県内に7店舗ほどあるディーラーさんで業績は素晴らしく、この変化の時代においても着実に業績を伸ばしておられる企業です。その中で唯一といって良いと思いますが、業績がいまいちな部門が鈑金塗装部門なのです。生産性や粗利率を改善して欲しいとのことで依頼を受けたのですが、そもそも企業としての売上規模も社員数も弊社よりずっと多く、私などがアドバイスしてよい企業さんでは無いと思っているのですが、餅は餅屋にということでしょうか、私に白羽の矢が立ったわけです。

このディーラーの経営者さんは社長業をしながら九州大学に通いMBAを取得された優秀な方です。会社の計数管理もバッチリで、会計を経営に生かすことが出来る数少ない立派な経営者さんだと思います。尊敬に値する実績も残しておられるのですが、僕が最も凄いなと思ったのは自分の会社より事業規模の小さな弊社にコンサル業務を依頼してこられたことです。年齢も僕のほうが若いですし、経営者としての経験も僕のほうが浅いのです。そうした人から素直に意見を聞き、自社の社員さんとお客様のために改善と改革を真剣に考え、取り組むという姿勢が素晴らしいと感じたのです。

頑張らないわけにはいきませんよね。

僕が得てきた成功体験が通用する事例ではありませんので、僕としてはかなりの成長のチャンスをいただいたと感じております。短期的な成果ではなく、そこで働く人たちが豊かになるような改革の一助になれるよう全力を尽くしていこうと思います。

僕などは、上手くいっているとついつい驕りが出てしまい、人からのアドバイスも耳に入らなくなってしまいがちですが、このディーラーの社長のように素直に学ぶ姿勢や、素直に聞く耳を持つということを忘れずにいこうと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今テーマでのブログは私が最後です。
次回のテーマは私より発信せよとの金箱リーダーからのご指示があったのでテーマを決めさせていただきます。次回からの幹事団ブログのテーマは「自由・誇り・恥」について「自由」に書いていただきたいと思います。