2019.02.20
【部会長ブログ】
皆様お疲れ様です!
日進月歩で進化する自動車や家電。
スマートホームと言われる自宅で便利な生活を送れるはずの未来が、知っておかないと危険な目に遭うかも知れないというお話です。
今すでに、家電とインターネットが繋がっているIot家電と言われるものは存在します。
エアコンや、照明器具、冷蔵庫や玄関の鍵の開け閉め。AIスピーカーにペットや子供を見守るネットワークカメラ。カーテンまでが自動で開け閉めできるという世の中になっているんです。
エアコンは外出先から室温の調整や電源のオンオフができますし、冷蔵庫は買い置きしているものが減ってくると自動で注文してくれるのだそうです。
驚くほど便利な世の中になっているのですが、インターネットに繋がっているというのが、ほぼ全てのIot家電の利用条件。
ここで気になる方は気になると思うのですが、ネットに繋がっているもので世界的に普及しているのが、パソコンとスマートフォン。この二つはすでにセキュリティ対策が必要であることがわりと認知されています。
ウィルス対策ソフトの売れ行きを見れば一目瞭然だと思います。
サイバー攻撃を受けるのはパソコンやスマホだけではなく、最近特に被害が増えているのが、今日のブログネタになっているIot家電。
万が一、サイバー攻撃にあったとしたら玄関の鍵は空いてしまいますし、泥棒じゃなかったとしてもネットワークカメラの回線に侵入されると家の中は見られ放題。
もし。
もし万が一、自動車のコネクテッドカーなどがサイバー攻撃にあった場合を想像すると更に怖いことがお分かりになると思います。
以前から、便利と怠惰は紙一重という話題をブログで何度か取り上げていますが、そうした便利なアイテムに依存することで大切なものを失っていくような気がしています。
少なくとも、安全な生活を確保するために正しい知識とセキュリティ対策が必要なのではないでしょうか。
うちは万全だ。
そうおっしゃる方が、便利な家電をお持ちだと思いますが、もし「万全のセキュリティ」ということが本当に可能なら。世の中からサイバー攻撃という行為自体がなくなっていても良いのだと思います。
なくなるどころか、増え続けているということは?