2012.09.10
先週末は新潟で開催された、関東信越法人会青年部連絡協議会に出席してまいりました。
その中の基調講演で、株式会社ハードオフコーポレーションの山本善政代表取締役会長兼社長の「ハードオフ流こだわり経営」というお話をお伺いしました。
山本氏は創業当時、その日に銀行にお金を入れないと不渡りになるという経営状態にあり、下請け依存型の仕事の中で限界を感じ、業態変更をしていったという事でした。
川下のビジネスではダメだ、川上のビジネス形態にしないといけない。すなわち価格の決定権が無い商売ではダメだ。という事で現在のハードオフ事業を企画したそうです。
どん底を味わった人の話はとても重く、また我が業界も下請け依存型である川下ビジネスになっている事からも共感する部分が多かったです。
分かってはいますが、価格の決定権ある川上のビジネスでないと厳しいようで、我が業界は川上ビジネスになりうるのだから、もっと頑張らないといけないと思いました。