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proud~あなたが居てくれて良かった~

青年部会

2021.03.19

前回の横岡相談役からバトンを引継ぎました、副部会長の菅原です。
最近のニュースで「春闘」の事が話題に上がっております。

大半の自動車メーカーが労組の要求に対し満額回答をしております。
そのなかで、豊田章男社長が「自動車産業で働く550万人の雇用を守りながら、カーボンニュートラル社会を実現する。それが私たちの使命である」などなど、語られておりました。

トヨタとして一企業の社長であり、自動車産業で働く550万人の長であり、日本のトップ企業であり、世界のトップ自動車メーカー、そのリーダーとしての発信であったと強く感じました。

自社の事はもちろん、業界全体を見渡し、一つ一つの業種が支え合って自動車産業が成り立っているという事を、コロナによって気づき得たのだと思います。

我が業界も同じです。
一社一社が支え合って鈑金業界として成り立ち、自動車産業を支えている一業界です。

このコロナ渦、自動車産業として、この業界で商売をさせてもらえている事に感謝することで、自社の発展に繋がることと改めて気づかされました。

昔は良かったと、過去に酔いしれている。
日本の小さな町の小さな工場の片隅で業界の文句を言っている。
鈑金業界に携わりながら、鈑金業界の文句を言っている。

自分の父親がそうでした。
正直、入る会社を間違ったか?と思いました・・・

しかし、組合を通じて同業の仲間、諸先輩方と出会い、希望に満ち溢れる業界の未来に魅せられました。
こんな仲間ともっと一緒に居たい!と、思った事が、実際に私自身、役を仰せつかることとなり、組合活動に大きく携わることになりました。
今思えば「思うは招く」ですね。

僕らの仕事は過去の話ではなく、現在、そしてこの先未来にも自動車産業を支える一つとして重要な役割を担っております。

「子供達に誇れる仕事」として。

僕は創業者である父親の子供ですから、私自身が自信を持って引き継がなければ、父親を安心させられない。元々は文句言っていた父親ですから。
そんな風に気づかせてくれたのも、この業界であり組合の仲間と出会えたおかげです。

私自身も父親ですので、「子供達に誇れる仕事」として、今まで以上に豊かな業界、豊かな事業として引き継ぐ準備を進めていきたいと思っております。

さいごに。
座り心地の良い椅子を降りるときは、早いに越したとは無い。

次回は中村部会長にバトンを引き継ぎます。

最後まで読んでいただきありがとうございました!