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電動化への課題(まとめ)

新着情報 青年部会

2018.03.02


【部会長ブログ】
皆様お疲れ様です!
今日はまとめを書きますが、まずは昨日の続きで「バッテリーと充電について」です。
全固体電池が製品化されて電気自動車に使われるようになると、航続可能距離がぐんと長くなる可能性があり、更には温度管理も簡易に出来て、そのおかげで自動車のデザイン設計も自由度が増すという良いことづくめなわけです。
ですから、全固体電池が製品化されるといっきに電動化の波が押し寄せる可能性があり、同時に自動運転化も急速に普及していく恐れがあります。
しかしながら、充電の問題がまだ解決できておりません。
全固体電池は大電流が流せるので出力が大きくできるのが最大の利点ですが、それでは超急速充電で充電時間を短くできるかというと、そうではないようです。
当然今より短くなる可能性はありますが、それでも現状の給油時間と比べると比にならないのではないかと言われています。
いかがでしょうか。四日間に渡って電動化の課題について書いてきましたが、まだまだ課題が多く残っていることがご理解いただけたでしょうか?
ニュースや雑誌を見ていると、すぐにでも電動化の波に飲み込まれてしまう業界なのでは?と、我々の業界内には不安に思っておられる方もいらっしゃると思います。
ですが、Wi-Fiやネット環境でさえ、まだまだ不安定な現段階で、そこまで不安を募らせ未来への投資を自粛することは無いと思っています。
四日間で書いてきたこと以外にも電動化が進んだ後の「自動運転化」には様々な法整備や、技術開発の課題、自然との調和など課題はたくさんあり、未知なる課題さえ出てくるのではと言われているのです。
とはいえ。
とはいえ、イノベーションが起これば、きっと劇的な速度で時代が変わります。
非接触で充電ができる路面が開発されたり、Wi-Fiのように電波で充電できたり、全固体電池以上の性能があるバッテリーが開発されて1000kmくらい走れたりする世の中が来るかもしれません。
だから。
今から準備をしておかなければならないと思うのです。
イノベーションを起こす必要などありません。凡事の徹底こそ商売の常道で不変の哲理だと坂村真民さんも言われ、鍵山秀三郎さんも、その通りだと説かれています。
会社の存在目的を明確にしましょう。
その理念をもとに、スタッフさんと目指すビジョンを描きましょう。
そのビジョンを達成するための戦略を練りましょう。
そのために必要な売上を把握しましょう。
そうすれば、日々やることが見えてきて、何てことない仕事が、こんなにも人の役に立てて楽しい仕事だと思えるようになると思います。
そうすれば、楽しい職場には人が自然と集まります。
電動化を恐ることはありません。
まだ課題は山積み。
困っている人を助けてきた我々が、課題という困っている実態をヒントにビジネスに繋げることだって出来るはず。
変化はピンチじゃなく大いなるチャンスです。
ですが、そのチャンスはしっかり準備が出来ている人にしか訪れないかもしれない。
我々自身が、行動を変える必要があるのです。
今こそ。
「GIVERS」の精神で。