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電動化への課題。

新着情報 青年部会

2018.02.27


【部会長ブログ】
皆様お疲れ様です。
山口は昨日も今日も春の陽気です。もの凄く暖かいわけではありませんが、太陽が出ていると寒くはなく、春が近いなと予感させるには十分な気温です。
そうなると花粉が飛びまくるので、良いような悪いような複雑な感じですが(私は花粉症なので)春はスタート!という感覚がありますし、ワクワクするので非常に好きです。
まだまだ寒い地域もたくさんあると思いますが、もう少しで春がやってきます。乗り切っていきましょう!
さて、タイトルにある「電動化の課題」についてですが、そもそも電動化は加速するのか。ということを最初にお伝えしておきますと、日車協連青年部会が得ている情報によりますと電動化への道は避けられないと思います。
簡単に書きますと、様々な制御が複雑かつ高度になっていく中で(自動運転化)レシプロエンジンが発生させるノイズはかなり制御に影響を与えるようなのです。
ですから、ノイズの少ないモーターで動く電動車のほうが、より制御がしやすいという利点があるようです。
しかしながら、完全に電動化に移行するためには、様々な課題があります。
まずは、総電力量の問題。
現状ではインフラが整っているとはとても言えない充電環境ですし、それでも事足りるくらいの電動車しか走っていないのですが、もし全国の自動車の大半が電気自動車になった場合、電気が足りなくなるらしいのです。
この問題はすでに、英国を含めたヨーロッパで露呈されていて、この問題を解決するには巨額な資金を投じて、新たな発電所、電力供給ネットワークなどの整備を図る必要があるそうなのです。
技術的には可能かもしれませんが、古い発電所が寿命を迎えたり環境問題のこともあり、更には送電網の強化など課題が山積みで現時点では解決が難しいとされています。
もし、そうした課題に関わるような問題を少しでもビジネスに結びつけることができれば。。。
逆に大きなチャンスとなり得るかもしれませんね。
ひとまず、今日はここまで。明日も電動化への課題について書いてみようと思います。