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腰痛と経費削減。

新着情報 青年部会

2018.08.04


【部会長ブログ】
皆様お疲れ様です!
僕は腰痛持ちなので、定期的に接骨院に通っているのですが、そこの先生に良いことを教わりました。
どこかが痛くなると、運動をしなくなる。運動をしなくなるから、余計に筋肉が硬くなるのだそうです。
高齢な方をみるとわかりやすいかもしれませんが、歳を重ねると、あちこち痛みが出てきます。そうすると外出もおっくうになり、だんだん筋肉を使う回数が減ってきて、さらに悪化していく。。。
もちろん、痛みがあるときに無理に動かすことは良くないことだと思うので、ドクターや専門家のアドバイスは必要だと思いますが、ある時期を境に体は動かしたほうが良いとのアドバイスを頂きました。
ストレッチや、軽い運動などで少しずつ筋肉をほぐしていくことが大切なんだそうです。(水分をしっかりとることも大切だと教わりました。)
僕はこの話を聞いた時に、経営と同じだなと感じたのです。
経営が悪化すると、まずは出て行くお金を減らそうとします。いわゆる経費の削減です。
当然のような行動ですが、ここに大きな落とし穴があるような気がします。
もちろん、本当に無駄なものはすぐにでも支出を抑えたほうが良いと思いますが、社員さんのモチベーションが下がるような経費の抑え方は悪循環です。
もっと良くないのが、企業のリーダーが会社から外に出なくなることだと思っています。
良い状態の時は、どんどん外に学びに行くけれど、少し業績が悪化すると、会社を留守にしがちだったと反省し、会社にこもるようになってしまう。そんな話はたくさん聞いてきました。
緊急事態の時は仕方がないと思いますが、そうじゃない場合は、外に出なくなることで情報も乏しくなり、学びも不足してしまうと思います。
一時的な措置としてはOKでも、長期的に見れば会社の成長が見込めなくなるということです。
どの程度の緊急事態なのか。
腰痛と同じく、その程度によって対処の方法が違ってくるということです。
そして、痛みをかばうあまりに運動をしなくなる(外部との交流を断ってしまう)ことは長期的に見て改善につながらないということ。
その、事態を把握する力が経営者やリーダーには求められるのだと思います。