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職人とは(まとめ)

新着情報 青年部会

2018.08.17


【部会長ブログ】
皆様お疲れ様です!
今日は、連日、小川三夫さんの言葉を引用して書いてきたブログのまとめ的な事を書いてみようと思います。
僕が、職人について語ることをお許しいただきたいと思います。というのも、僕は三流とも言えないほどの現場経験しかないからです。
ここでは、職人の技術修得に関することではなく、心構えや育成に関することを書いていきたいと思いますので、どうか広い心と素直な気持ちで読んでいただけると嬉しいです。
どの業界も現在、人材不足で困っています。我々の業界もしかり、求人を出してもなかなか応募もないという声をよく聞きます。
その状況を打破するには、やはり収入を見直さなければならないという声もよく聞きます。
そして、その為には指数や対応単価をどうにかしなければ。。。というような流れになっているようです。
本当にそうなんでしょうか?
僕はもっとほかに課題はあると思います。昔の職人には自身の仕事と技術に誇りを持っていて、語らずとも雰囲気があり、背中で物を語れるぐらいのカッコイイ方々がたくさんいました。
そうした方々の言葉には、「力」があると思います。
決して威張らず、自分が持つ誇りを汚すような行動をとるようなことは無かったのではないかと思います。
今を振り返ってみて、我が業界はどうでしょう
社会的地位を上げたいと声高に叫びながら、対応単価がどうにもならないから社会的地位の向上や人材の確保も無理だと言っているようでは、情けないと思いませんか?
まずは業界人である我々が、もっとこの仕事に誇りを持ち、襟を正して行動をする。自らの誇りを汚すような行動を慎む。そうしたことの積み重ねで、社会的地位というものは上がっていくのではないかと思います。
お前は出来てるのか?って言われそうなので先に言っておきますが、全くの未熟者です。
ですが、先人である職人の姿勢を尊敬し、追いかけ、日々かくあるようにとの努力はしていますし、業界内での足の引っ張り合いに加担するつもりなど更々ありません。
業務効率が求められる現状で麻痺してしまいがちですが、人を育てることに関しても手間暇をかけることをサボっていてはダメなのだなと小川三夫さんの言葉を読んでつくづく思いました。
もっと我々が凛とした姿で仕事に打ち込み、精一杯の愛情を注いで人を育てることができれば、自ずと業界は変わっていけるのだと思います。
ずいぶんと生意気なことを書きましたが、自分にも言い聞かせている言葉だと読み取っていただけると幸いです。