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組合っていいなぁ

新着情報 青年部会

2011.09.27


先日、当社の塗装スタッフが癌で入院し手術は成功したものの、療養のため退社しました。
もともと塗装の手が薄かったうえに急な入院、退社で仕事はたまり大変な状態になってしまっていました。
ハローワークや各種求人で募集もしていますが、なかなか採用に至る人材は難しく、本当に困っていた時に埼車協青年部の掲示板に「塗装スタッフで空いている人材がいらっしゃったら手を貸してほしい!」と書き込んだところ、「部会長が書き込むなんて、よっぽど困っているのだろう。ふだん会長は業界のために頑張ってくれているんだから俺達でできる応援はさせてほしい。ついては休日で良ければ手伝わしてほしい。お礼なんてことは言わないでほしい。」と青年部会員からお申し出を頂きました。
困り果てて書き込んだものの、その会社の社長さんをはじめ4人で来ていただけるというお話でしたが、私とすると「もし手が空いている社員さんがいるところがあったら。」という気持ちでしたので、お疲れのところを休日返上でお越しいただけるという申し出に困ってしまいました。
現場のスタッフやフロントマンと相談したところ、1日でもお越しいただければ助かるし、他社の作業を見ることが勉強になるのでお願いしたいというので、迷った挙句にお願いすることにしました。
1日の作業を通じて仕事もはかどり、当社の優れている点、問題点なども見えてとても有意義な1日であったと思いますし、組合という組織があってよかった。青年部で頑張ってきてよかった。心でつながる仲間がいてくれてよかったと夜風呂の中で一人涙してしましました。
そして、その後も別の会社の方からも申し出を頂き、本日も作業をしていただいています。私の理想としてきた本当に助け合う心の通った組合にまた一歩近づいた気がしています。