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策のない戦いは無謀?

新着情報 青年部会

2018.01.12


【部会長ブログ】
皆様お疲れ様です!
昔は、仕事が終わって酒を飲みながらナイターやプロレスを見るというのが私の父の日常でした。
酔っ払いながら、巨人の監督や選手に文句を言います。そこじゃない、違う、タイミングが悪いなどなど。
「策がない」
というのが口癖で、策を持たずして無謀な戦いを挑んでいる様子を見ると無性に腹が立つようでした。
それは、ナイターでもプロレスでも一緒です。今思うと創業者だった父はもの凄く苦労をしていたと思うので、そうした苦労から、無策に見えるものを自分と重ねて苛立ちを募らせていたのかもしれません。。。
スポーツでも、当然勝つための作戦があるわけですが、その作戦も戦う相手によって変えていくのが当たり前だと思います。
時代によって、スポーツも戦い方やトレーニングの仕方も変わってきて、作戦だって当然いろいろ変わってきているはずです。
日本代表のサッカーチームの選手の起用方法や、作戦などをテレビで見ていて負けてしまうと、その時その時の監督はマスコミに叩かれます。
無策ではないのに。まるで無策であったかのように叩かれます。プロの解説者でもないお茶の間でテレビを見ているだけの人にさえ文句を言われます。
ふと立ち寄ったお店の対応、家にかかってきた電話の対応、タクシードライバーの対応など、私たちの生活には密接に商売と関わりが有り、その中に相手の作戦が見え隠れするものです。
客観的にその作戦が見えるときは(テレビを見ているときやサービスを受ける客側の場合など)評価もしやすいし、非難さえできる。
しかし、自分の商売(人生)となったらどうだろう。。
作戦はうまくいっているのか。
この先どんな作戦で激変の自動車業界の波を超えていくのか。
もし、自分の商売を酔っぱらいの父親がテレビで見ていたら?
もし自分の商売が日本代表チームのように注目されるものだったらマスコミはなんて書く?
「だからダメなんだよ」
なんて、絶対言わせない。
策のない戦いだなんて言わせない。
無謀だって言わせない。
策はある。
あとはそこにどれだけ熱意が込められるかだけなんだ。