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第6回平フォーラムに参加。

新着情報 青年部会

2019.04.04


【部会長ブログ】
皆様お疲れ様です!
昨日から7日まで出張が続くのですが、昨日は我々、日車協連青年部会がいつもお世話になっている平将明衆議院議員のフォーラムに参加してまいりました。
今回は、河野太郎外務大臣、慶応大学名誉教授の竹中平蔵さん、株式会社経営共創基盤のCEOである冨山和彦さんという超豪華メンバーでの開催でした。
外務大臣からダボス会議の報告や、先日開催された米朝ハノイ会談の話などがあり、現段階で世界がどんな動きになっているのかを聞くことができました。
あまり詳しく書けませんが、視野が広がるような話が聞けて、もやがかかったような世界情勢が少し見えた気がします。
竹中平蔵さんは今、世界を席巻しているGAFAといわれる4大企業に中国のアリババとテンセントがおびやかすほどに成長しているとのお話がありました。
やはり情報がこれからはポイントで、アメリカは個人情報もわりと自由に扱えますが、ヨーロッパはすごくシビアであると。日本も個人情報保護法があるのでヨーロッパよりなのだと思います。
中国は国内だけで14億人いますが、その個人情報を吸い上げ、アリババとテンセントが成長を続けています。その情報を政治運営強化にも活用しているそうです。
そんなビッグデータを活用して成長を続け世界を牛耳る巨大な企業をもつ、アメリカや中国に日本は随分遅れをとっているわけですが、まだぎりぎり間に合うというのです。
それはスーパーシティを作ること。すでに構想は随分前からあるのだそうですが、本当の未来シティを地域を限定して実現してしまうというのがスーパーシティです。
このスーパーシティでどんどん、実用化できるものを検証していくことができれば、日本の技術力があれば間に合うのかもしれません。
実際にドバイやトロントでは、スーパーシティがあるそうです。
世界の企業で時価総額トップ10に30年前は日本の企業が7社入っていたそうですが、現在はトップ20に1社も入っていないというのが現実です。
これから自動車業界でもどんどん大手部品メーカーが倒れていくだろうと冨山和彦さんがおっしゃっていました。どんどん時代が変わっていく中で、会社組織そのものの在り方を考え直す必要があるのではないかとのことでした。
あとは、定年制の廃止であったり、現在は人材不足なのでどんどん人材が流動的になっていくとのことでした。
すでに世界的に個人スキルを活かした流動的な働き方(ジョブ型)が主流になっているようですが、日本は終身雇用制度に代表されるメンバーシップ型なので、賃金もなかなか上がっていかないということでした。
非常に簡単にフォーラムで聞いた内容を書いたので、まとまりのないものになってしまいましたが、時代が確実に変わっていて日本が遅れをとっていることは事実です。
僕たちになにができるでしょうか?
話を聞いていて、未来は思った以上のスピードで変化していると感じました。
でも、そうした未来に不安を抱く前にできることはたくさんあるわけです。
商売をしていくうえで、大切なことはそう変わりません。自社の経営基盤を磐石にしていくためにできることをしていく。
しかもスピード感を持って。