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人の心を重んじる。

新着情報 青年部会

2019.04.05


【部会長ブログ】
皆様お疲れ様です!
5日間の出張の中日、3日目でございます。意外と寂しがり屋なので、都会にひとりでいると寂しくて仕方ありません。
さて、今日は最近よく書いている情報が大切であり、情報を握ったGAFA(Google、Apple、Facebook、Amazon)といわれる巨大企業が世界を席巻しているという話を我々業界のことに置き換えてみます。
僕はありがたいことに7~8年前から講演をさせていただく機会をいただいていますが、その中で顧客情報をもっと活かそうという話もしています。
このブログでも書いたことあると思いますが、日々いろんなお客様と接する機会がある我々の商売では、顧客管理ソフトというものが存在します。
その顧客管理ソフトが、へたすると伝票発行ソフトにしかなっていない会社があるのです。
見積もりを作ったり、請求書を作ったりするためだけのソフトになっているということ。
過去の履歴や、過去の提案内容、後日整備案件(カスタムやコーティング、タイヤやオイル含む)や、家族構成、お子様の習い事、ペットの名前などなど、いくらでも情報は積み重ねていくことができます。
Amazonなどで買い物をしていると、購買履歴などからオススメ商品が提案されてきます。
この商品を買った人は、この商品の購入も検討していますとか、一緒に買っていますとか。
昔は、ご一緒にポテトはいかがですか?とか、コンビニのレジでイチゴ大福をついつい買ってしまったり、おでんを買ってしまったり、ファミチキを買ってしまったりしたものですが(今もか)世界を席巻しているGAFAは、そこに人件費を投じることなくAIで最適な提案をしているわけです。
僕たちは、そんな投資をするくらいならもっと他に投資をしたいことがあるわけで。それなら人が知恵を絞って提案していくほかないと思うのです。
しかも、プロの目から見た最適な提案を、最適なタイミングで。
そのためには、何度も言いますがお客様の背景が分かっていないとできないのです。
趣味趣向が分かったうえで、信頼関係を気づくという商売の鉄則ともいえる当たり前のことですが、それを技術力というオブラートに包んでサボっていてはジリ貧間違いなしだと思います。
今日は、会議が早めに終わり目黒川の桜並木を歩いてきました。時代が変わり、5Gが商用化され、何もかもが変わる世の中になったとしても、桜を愛でる習慣は変わらないと思います。
それは、人が心を持っているからです。
技術力にあぐらをかかず、その心に訴えかけることこそが今求められているような気がします。
投資ゼロでできる最適解だと思っています。
というか、それができなければマーケットが縮小した時に方法論に依存して何か違うことを始めたとしても商売の在り方を考え直せていなければ、世間には通用しないような気がしています。
デジタルマーケティングの時代だと言われても、購買意欲を持つのは人です。人の心がもっと注目される時代になるのではないでしょうか。