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突破する力

新着情報 青年部会

2012.07.07



昨日はカーレーサー朝日新聞社GLOBE×井原慶子氏×六本木アカデミーヒルズ共催の「突破する力」というセミナーに参加してまいりました。
久しぶりに個人的にチョイスしたセミナーなのですが、その題名と女性レーサーというキャスティングに惹かれて参加を決めました。
井原慶子氏は、大学時代にモデルのバイトを始め、その後レースクィーンに。その時に触れた命を懸けて取り組む自動車レースというものに魅了されレーサーを志されたそうです。
そしてレーサーを志すのに初めに行ったのが、自動車免許取得。えっ!って感じですよね。そこから!って思いますよね。その後自動車学校の安全インストラクターになっていくのだが、ここでの運転の基本をみっちりとやったことが今を創っていると話されていました。
その後、自分で何百社も企業訪問を行いスポンサーを集め、25歳の時にフェラーリチャレンジでレーサーデビュー、F3などで入賞し、今年はドバイでの24時間耐久レースに出場したという事です。
最初のころ色物レーサーかと言われながらも諦めなかった事が今日を創っているのは言うまでもありませんが、井原慶子氏いわく…
今の自分に挑戦を続け限界に達すると、問題点が明らかになり、壁を超えられる。
そして、今やれることをすべてやったのか?という事を自分に問うようにしている。
との事です。
これは我々にも当てはまりますよね。
そして井原慶子氏の素晴らしいのは、国際舞台で活躍する中での日本人の問題点と感じた、言葉の壁とコミュニケーション能力の低さを少しでも解消するべく、地元の子供たちを相手に英語教室をやっているという事です。
問題を他人のせいにばかりして、自分では何も行動を起こさない。という最近の日本人には耳が痛いですね。
最後にこんな話をしていただきました。
井原慶子氏が所属するチームには2つのチームがあり、別々の場所で全く異なるスタッフが一つのレースに向けてマシンをつくっているそうです。
そしてその別の2台を持ち込みレースを行うわけですが、そのタイム差は1/1000秒単位でしか違わないそうです。
誰もが力を出し切り、チームをつくる事が出来たなら、人間の力の差なんてそんなにない。だからみなさんも諦めずに挑戦してほしい。との事でした。
今回のセミナーに参加して、「突破する力」の答えを確認できました。そして時々自分のモチベーションを上げていく投資を行っていかなくてはいけないとも感じました。