新着情報

石川県車協青年部総会

新着情報 青年部会

2019.04.07



【部会長ブログ】
皆様お疲れ様です!
昨日は、連日の出張4泊目に石川県の青年部総会に出席させていただきました。
次期部会長予定者の中村と一緒に総会後のディスカッション形式の講演もさせていただきました。
次期北陸信越ブロック幹事の金箱さんもお越しいただき、長野の滝沢さん、新潟からも3名の参加をいただいて北陸信越ブロックの結束力がどんどん良くなっている感じを受けました。
今回の総会では役員改正の期でもあるので、山本部会長から新体制である福久部会長にバトンが渡されました。
山本部会長の2年間に渡るご尽力に心から敬意を表し、日車協連青年部会への活動協力、ご支援に感謝申し上げます。
その山本部会長の総決算である最終の総会にお招きいただいたこと、とても嬉しく思っております。
また、新体制の中心となって活動をしていかれる福久部会長におかれましては、気負うことなく福久さんの思うように、グイグイ牽引していってもらえたらと思います。
これからの2年間はさらに劇的に業界が変化していくことでしょうから、横の繋がりを強化することが必要になってきます。
しかし、同時に目の前のことで手一杯になるメンバーも出てくることでしょう。定例会の案内を流しても、レスポンスが悪かったり返信がないこともあるかもしれませんが、必要性を強く訴え続け、仲間のために、仲間の家族のために、自身の社員さん、社員さんのご家族ためにも、自信をもって活動を継続していって欲しいと思っています。
車理事長を始め、青年部会の先輩方には素晴らしい方がたくさんいらっしゃるので、僕が出る幕もなく相談相手には困らないと思いますが、何かあれば遠慮なく相談して欲しいと思います。
講演内容は、ディスカッション形式で短・中・長期的な業界の課題をそれぞれ具体内容を含めて個人的見解と業界視点とをお話しさせてもらいました。
僕は毎日ブログに書いているようなことプラスアルファの内容でお話ししたので、ブログを読んでくれている方には新鮮味がなかったかもしれません。
中村次期予定者も中村らしい話をしてくれていたと思います。
トークも愉快ですしね(笑)
ところで、昨日もっとも心に残ったのは、新潟からお越しいただいていた小林さんのお話です。
小林さんは、お子さんが4人いらっしゃるそうなのですが、お子さんの入学式や卒業式などに行かれたことが無いそうですし、仕事に励むことでなかなか家にいることも無いんだとおっしゃってました。
でも、それでいいんだと。
自分が怠けることなく、仕事に没頭している背中を見せ続けたいんだと。
それが僕の教育なんだと。
仕事に対する姿勢だとか、家族を養う覚悟だとか、そうした親父の姿を見せることが一番の教育になるんじゃ無いかと思っていると。
いろんな考え方の人がいるので、ひとそれぞれ優先するものは違っていいと思いますが、僕はこの小林さんの言葉がすごく心に響きました。
働き方改革だとか、同一労働同一賃金だとか、残業は減らせだとか、副業は逆に認めろだとか。
仕事の在り方が変わる中で、親父の背中見せるんだって言われた時に、まさに自分の親父の背中を思い出しました。
ハンバーひとつで独立して、来る日も来る日も夜中まで鈑金して塗装して。あんまり遊んでもらった記憶はたしかになかったです。
でもね、誇りを持って仕事をしていたことは子供ながらにわかってた。家で愚痴を聞いたことなんて一回もなかった。
どれだけしんどくても、僕の顔を見たら笑顔を見せてくれた。
だから僕は今、親父の跡を継いでこの仕事をしているんだと思います。
当たり前のことだと自分の中で思っていたことが、時代の変化とともに価値観が薄れていたことに気づかせてもらいました。
小林洋介さんありがとう。
どれだけ未来が変わっても、自分の中にある大切なものが変わったのでは本末転倒。
仕事のために人がいるのではなく、人が幸せになるために仕事があるのですから。