新着情報

某ディーラー系内製化工場

新着情報 青年部会

2012.12.21


20年近く前に、うちの近くの某ディーラーで工場長をしていて大変お世話になった方から突然のお電話を頂きました。
「○○の○○だけど、おぼえてる!?いま実は某ディーラー系内製化工場を任されていて、色々悩んでいるんだけど、神山さんが業界青年部の部会長をしていて色々取り組まれているという記事を読んで電話してみたんだ。良かったら情報交換しない?」
という内容でした。私もディーラー系の鈑金塗装工場には行った事が無いのと、どんな事を問題と感じているのかにも興味があり、喜んで!という事で行ってまいりました。
話によると、受注はもちろん潤沢でやりきれないのだが受付台数はこの6年間で約半数になったとの事、それと見積りの金額決定についても悩まれているようでした。
我々の受注も相対的には減っています。そのなかでどうやって適正な利潤を望める入庫を増やすのか?を考えなければいけません。我々がディーラー系に優位を持つのは地域に密着しているという点以外にありません。この点を突き詰めていくべきでしょう。
また稼働率にはこだわり、任され始めたころより30%も上がったとの事でした。どんな方法をとったのか?とお聞きすると、スタッフとのコンセンサスをしっかりし、目的意識や数値把握の共有を図ったとの事でした。
日車協連青年部が行っている、経営指標に通じる事で重要な事だと再認識しました。
入庫形態・作業の精査・アフターフォローを包括的に考えていく必要があり、社会ではこのような事が当たり前のように行われているという事実から目をそらしてはいけません。
そうしないと我が業界は、ますます山奥村の裸族になってしまうのです。