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未来のスーパー。

新着情報 青年部会

2018.09.29




【部会長ブログ】
皆様お疲れ様です!
今日は福岡で講演をする予定なのですが、台風が直撃するかもしれないので、もろもろ心配です。。。
明日は早朝より地元山口で青年部会の研修が開催予定になっているので、早朝に戻ってくる予定ですがそれもどうなることやらです(汗)
さて、今日はNewsPicksで面白い記事を見かけたので共有させてもらいます。
以前にもブログで書いたことがある中国のアリババという企業が未来型のスーパーで成功しているという記事でした。
アリババってどんな企業かというと、中国のAmazonのような企業です。
オンラインで様々な取引をしていて、めちゃくちゃ多くの店舗が出店しています。(無料)
中には有料でサポートしてもらっている出店者もいるようで、そうした有料サポート費用やサイトへの広告などで驚くような収益を上げ続けています。
そのオンラインのみでの商取引の時代がやがて終わることを見込んで、アリババはオンラインとオフラインの境い目が無いように融合させたサービスを展開していくという構想をすでに2016年に発表していたのです。
その構想を現実のものとしたのが、未来型のスーパーです。(前置き長くてすみません)
未来型のスーパーとは。
・アリババグループの「フーマーフレッシュ」というスーパーで、その特徴は
・日本の高級スーパーと同じくらい清潔でバラエティ豊かな生鮮食品や日用品が並んでいる。
・魚介類売り場では大型の水槽が所狭しと並んでいて、新鮮な商品がウリとなっている。
・レジに並ぶ必要がなく、スマホでその場で決済が可能
・店舗から半径3km以内であれば、自宅からのオーダーが可能。店内約6000品目の商品がオーダーから30分以内に届くシステム
要するに、自宅にいながらにしてフーマーのアプリを使えば30分以内に商品が届くというのです。
現在では、来店客とオンラインオーダーが50:50の割合だというのですから驚きですよね。
その配達スピードを実現している理由は、広大な店舗自体が、オンラインの物流倉庫のようにデザインされていて、無駄なくオーダーから出荷まで商品が流れるようになっているのです。
更には顧客登録が必要で、ユーザーの購買データはどんどんアリババに蓄積されていきます。
スマホやパソコンを触っていると、楽天やAmazon・ヤフーなどで買った商品や閲覧した商品がおすすめ商品として広告で出てくることがありますが、それをダイレクトに、そしてより詳細なオススメ商品を登録ユーザーにアナウンスすることも出来るようになってきます。
今日、紹介した内容はまだ一部です。
オフラインとして実店舗での販売や集客をしながら、オンラインでもオーダーを受付け、データを蓄積し、商品管理や顧客管理に活用する。更にそのオンラインオーダーをすぐに実店舗から30分以内に配送するオフライン作業。
もはや中国に何歩も先をいかれているような気がしてきます。日本の大手スーパーにとって変わられる日が来るかもしれません。。。
世界的に強大な企業になったアリババでさえ、5年先を見据えて、事業の方向性を転換してきています。
我々も変化を楽しめるようにしっかりと戦略を練らなければと思うのです。