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【部会長ブログ】
皆様お疲れさまです！
今日も飛行機と新幹線を使って移動中です。
その移動中の新聞で読んだのですが、ゴーンさん逮捕の記事に時代が大きく変わっていることに気づいた方が良いと書いてありました。
そんなの当然ですし、時代が変わっていることなんて周知の事実ですが、実はそうはいっても行動に移せてないことが多いのだと思います。
家電メーカーを見てもそうだと思いますし、高度経済成長期を支えてきた日本の一流企業も、今はいろんな他国のメーカーに追い抜かれ、今は昔の一流企業と成り下がってしまいました。
では、技術がそんなに落ち込んでしまったのかというと、そうではないと思います。
技術は未だに世界に誇れるジャパンクォリティがあると思いますが、各企業のリーダーの質が下がってしまったのではないかと思うのです。
昔の日本の企業のリーダーも全てが全てお利口さんで汚職もなかったのかといえば、そんなことはないと思いますし、今回のゴーンさんのような過少報告もあったかもしれません。
家業から企業へ、そして一流企業へと変貌していくうえでのそうした過ちは、ひょっとしたら時代が許してきたのかもしれないと思っています。
どんどん日本を代表する企業が弱体化していく中で、最後の砦となっているのが自動車メーカーだと言われています。
そうした中での今回の事件。
社長の西川さんが、強い憤りを覚えるとおっしゃっていましたが、長きに渡り気づくことさえできなかった社内体制に対してのことを棚にあげての発言かと思うと少し違う気がします。
こうしたことでも、すでに経営陣の弱体化が見え隠れするので、先日も書いたように「組織は頭から腐る」というのは本当のように思うのです。
時代が変わったことを、しっかりと意識して行動をしていくことが本当に大切になってきたんだなと、つくづく感じています。