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日本国内の空洞化

新着情報 青年部会

2011.10.08


今日は滋賀県青年部会の事業に参加するために、新幹線に乗っています。
新幹線には、WEDGEという社会や経済を話題とする雑誌が置いてあり、いつも興味深く読んでいます。
さて唐突ですが、我が業界の10年後は企業数は増えているでしょうか?減っているでしょうか?
多くの方々は減るとお答えになるでしょう。原因は…
少子高齢化による運転者の減少。
若者のクルマ離れ。
景気の低迷による仕事料の減少。
我が業界への就職希望者の減少。
社会的責任達成の為の経営圧迫。
などなどが挙げられるでしょう。
この雑誌でも、車の部品を作る会社の社長のインタビュー記事が掲載されていて、国内の自動車産業の仕事は5分の1になるだろう。と話されています。
新興国の技術革新による精度の向上。
新興国の人件費は日本の10分の1。
地産地消による高効率。
などによる国内企業の海外進出が、その理由だということです。まさしく、国内の空洞化です。
そうなると、我が業界もますます厳しくなるのは必死であります。
交通量の減少による事故率の低下。
貧富の差による需要の後退。
さらに、
ブツカラナイ車の普及。も加速していくでしょう。
このインタビューを受けた社長は、そんな中でも自主自立の精神をもつ事で突破できると語っています。
また、日本社会に蔓延する能力のある人を阻害する風土も問題だと指摘しています。
私も部会長所信で書かせて頂きましたが、自主自立は未来を創る大きなキーワードである事は間違えないようです。