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思い込みの怖さ。

新着情報 青年部会

2018.01.25


【部会長ブログ】
皆様お疲れ様です!
先日、大雪の中、浦和に行った時に東口を西口だと思って、雪の中ずぶずぶと10分ほど歩いてから逆方向だということに気づいたのですが、その間違いは、改札を出てよく確認もせずに、こっちが西口だろう。という思い込みによるものでした。(汗)
皆さんも、「自分が正しい」と思い込んでいたのに実際は間違っていた。。。なんてことを経験したことはないでしょうか?
今日は、その「思い込みの怖さ」の中でも特に私が間違えた単独行動によるものではなく「相手が居る場合」について書いてみようと思います。
アメリカの心理学者が400人の大学生相手に「自分が行った親切」と「他人からされた親切」を紙に書いてもらったところ、その割合が35:1になったそうです。
つまり、人は他人がしてくれたことよりも、自分がしたことのほうをかなり多く記憶しているのです。
他人からされた親切より35倍も自分が行った親切を覚えている。。。
そんなこと無いよ。という人もいると思いますが、このデータは平均値ですので、同等に覚えている人もいれば、逆に50倍覚えている人もいる可能性があるということです。
これは受け取る情報量の差から生まれるもので、自分がした行動に関する情報は、ほぼ全て把握しているのに対し、「してもらったこと」に関する情報(影での努力や行動など)は一部を知っているに過ぎないからだと言われています。
これは、我々青年部会が提唱する「GIVERS」の考え方からすると由々しき問題です。
なぜかというと。
してもらったことへの認知や感覚、感謝が薄い人は、そもそも「GIVERS」ではなく、「テイカー」すなわち、自分が与えた量よりも多く利益を得ようとする人のことだと思うのですが、その「テイカー」が「GIVERS」よりも非常に多いということになるからです。
確かに、私を含め誰しも自分がかわいいので、そうなる傾向は自然なことなんだそうです。
この由々しき問題を含め「思い込みの怖さ」について、しばらく書いていこうと思います。