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希少性。

新着情報 青年部会

2018.11.15


【部会長ブログ】
皆様お疲れ様です!
今後、どんな業界でもAIや自動化が進み、人材の確保が難しい状況も補われて、生産効率も上がり国全体としては豊かになっていく。と考えられています。
そんな中で勝ち残るためには、やはり希少性とも言われるほどの尖った会社の専門的な取り組みが必要ではないかと考えられています。
【希少性とは。】
欲望される量に比べて利用可能な量が少ない状態をいう。(Wikipedia)
ちょっとわかりにくいと思いますので、簡単に例を述べますと、水は我々が生活していくうえで非常に大切なものですが、今の国内においては自然災害等がない限り生活用水にも飲料水にも困ることはありません。なので、利用価値は非常に高いものですけれど、水よりも利用価値の低いダイヤモンドのような、絶対的な量が少ない(希少性が高い)もののほうが価格が高くなるというわけです。
ですが、砂漠などのように水が非常に貴重なところでは価値が逆転する場合もあるということです。(水に希少性がある場所においては)
要するに、珍しいものがあれば良いというふうに考えられがちですが、そこに多くのニーズがなければ希少性があるとは言えないということです。
日本の学校教育では、同じ制服を着て同じ場所で同じように学び、あたかも、みんなと一緒が「良い子である」という感じで過ごしてきていますから、独自性のある考え方が生まれにくい文化になってきていると言われています。
我々の業界も同様に、どこにいっても同じようなサービスが受けれるように消費者に対してアピールしてきました。
どんなお客様にも幅広く、どんな要望にも応えられるように幅広く。
しかしながら、希少性が求められるようになってくる近い未来には、その今までの文化が足かせとなってしまう可能性があるというのです。
単純に、何かに取り組めば大丈夫という方法論だけでは、すぐに他社が真似をしてきますので、地道な努力によって積み上げた希少性というものが必要になってくるのかなと思っています。
時間をかけて作り上げたものは、簡単には真似できませんからね。