新着情報

山口青年部会研修会。

新着情報 青年部会

2018.07.29


【部会長ブログ】
皆様お疲れ様です。
台風が被災地に近づいております、異例の台風ですので、くれぐれも対策を怠らないように注意してください。
僕も、朝から会社に来て対策をとりつつも対策にも限界が有るなと祈るばかりの気持ちでいます。
また、今回の台風で被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。
昨日は山口車協青年部会の研修会が開催されました。昨日都内より戻ったばかりで酷暑と出張続きで体は疲れていましたが、地元の大切な研修会でしたので張り切って参加してまいりました。
というのも他県より講師を招いての見積研修会だったのです。
方法論だけではまく、根本的な我々の業界の在り方なども伝えてくださり、非常に有意義な研修会でした。
指数も、対応単価も、作業方法も強制されるものではありません。
しかしながら、我が業界では正しい知識を身につけず、保険会社の提示したルールを忠実に守る会社が、良い車体整備業者とみなされる風潮があります。
中には、慣例によって培われた文化に従うことさえも、それが「良し」とされている風潮があります。
そこには保険契約者や、我々のお客様である修理契約者の想いは置き去りになっているケースさえあるのです。
安全安心より、お客様の満足より保険会社の顔色を伺うことを優先するようなことなどあってはならないと思います。
かといって、保険会社ともめたり、アジャスターと喧嘩したりすることが良いと言っているわけではありません。
技術や修理に関する知識と同様に、我々が対価を求めることに関しても、正しい知識を身に付けることが必要だということです。
利益目的の方法論である見積研修会などは正直言って、あまり意味のないものだと思います。
目的を見誤らず、我々の組合の創始の想いである社会的地位向上に向けて学びを深められたらと思います。
今ある環境に不平や不満を言っても、双方にとって良い結果は得られません。
では、どうしていくか。
昨日のブログで書いたように、そうした未来志向が必要だと思います。
保険会社側も、業界内に向けたものも、批判を繰り返していたのでは、一歩も前に進めませんものね。
最後に、講師の先生と話した中で印象的だった内容をお伝えしておきます。
昭和の時代には、かっこいい経営者がたくさんいた。今思い返しても、かっこいいと思える本物の経営者が。
だから、今度は僕たちが本物にならななくては。
僕たちが本物になって、後進の若い人たちに本物というものを見せてあげられるように頑張らなくては。
心に響いた言葉です。
僕にも、かっこいいと思える先輩方がたくさんいらっしゃいます。そうした先輩方の生き様を見て、一歩でも近づけるように努力してまいりたいと思います。