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外国人から見た日本

新着情報 青年部会

2012.09.14


昨日は1年に一度、埼玉県北部の4つの法人会青年部が合同で研修会を行う四法人会青年部合同研修会に参加してまいりました。
持ち回り制で行っておりますが、今回の担当は本庄法人会青年部です。そして研修内容はオスマン・ユーラ・サンコン氏の「外国人から見た日本」という題名の講演会でした。
サンコン氏はギニア共和国の外務省に入省後、ギニア大使館設立のため来日し、テレビ出演なども行い人気をえました。
その後一度、ワシントンDCに赴きましたが、ギニア外務省を休職し再来日し、ギニア日本交流協会顧問をお努めになりながら全国各地で講演活動を行っているそうです。
お話の内容はと言いますと、ギニアの国柄や生活スタイルの事、視力が6.0もあったことを交えながら、日本の良さについてお話しいただきました。
それは、東日本大震災での日本人のお互いさまの精神や、技術・研究納涼力の高さは世界に誇れるものだという事でした。
一方、元気がなく自信を無くしていることも心配されており、「日本は大丈夫、海を越えて日本の良さを世界に見せよう!自分たちを信じて生きていこう。」とエールを送って頂きました。
我が業界も似ていると思います。元気がなく自信すらも無くしかけていないでしょうか。
職人として無愛想だが人間的には素晴らしく、技術をもち日々の研修を怠らない。まさしくサンコン氏がおっしゃる日本そのものだと思います。
そのうえで、そのアピールは下手で社会にその優れた技術を発信できないでいるので認知度が低く、市場原理主義の資本に虐げられているのです。
私もサンコン氏の言葉を借りて、我が業界のみんなに「我が業界は大丈夫、村社会を出て我が業界の良さを世間に魅せよう!自分たちを信じて生きていこう。」と言いたい。